思考力

対比して寝る

一昨日のクラクションの一件にが原因か、はたまた今年の異常な暑さが原因かは分からぬが、ここ数日、心身ともに不調に陥っている。確かに、こんな酷暑が続く中で、車が使えず、自転車でスーパーに買い出しに行くときに、理不尽なクラクションを鳴らされ続けたというアクシデントに見舞われれば、誰だって不愉快な気持ちにもなろう。また、経済的に困窮した状態が続いていると、生活水準が必然的に下がり、否応なしに気持ちも萎えるというものだ。

実は、昨日も同じ田んぼ道を自転車で走行中、今度は対抗してきた軽自動車が、避ける気もなく突っ込んできて、危うく道端から転がり落ちそうになった。もしかすると、その道は、私有地で、走行できない道なのかもしれないし、部外者が通ると、村八分になってしまう道なのかもしれない。君子危うきに近寄らずとも言うし、その道を避けるように、違うスーパーに行くか。しかしながら、それもなんだか自分の気の小ささを認めるような気がして不愉快だ。

こんな気持ちが不安定な状態だと、眠りが身体を癒したがっているのか、どんどん睡眠時間が長くなっている。やっとのことで起床すれば、スマホには。昨日の17時半の着信履歴がディスプレイされていた。それにも気づかなかったほど、その時間の前には眠っていたわけで、今、朝の8時だから、悠に半日以上眠っていたことになる。とにかく眠る。コレは、自己防衛のためには、素晴らしい反応で、ヘルニアの患者の治療が「寝ること」と同じく、うつ病の患者も「寝ること」と「眠ること」が同じ治療となる。

今回の抑鬱状態は、結構キツく、腕立て伏せ一回をするなど、到底無理なことであり、四方八方に飛んだ考えをまとめようとすれば、頭ごと爆発してしまうかもしれない。ただ、私が、双極性障害だと判明する前の鬱状態に比べれば、赤子同然の抑うつ状態である。その頃の状態をこの記事に書き記そうとしたら、一気に気持ちが萎えてしまいそうだ。それほど強烈な鬱を経験している。過去と対比して今の状態を知り、その状態が、過去の「それ」とは違うと思えれば、自分は成長した証だと言える。

もはや、インターネットのトップニュースなどより、自分の精神状態の方が、よっぽど気がかりだ。夏バテには、まだまだ早いが、とりあえず今日も横になっていよう。できるだけ過去のトラウマが、自分の脳裏を駆け巡らないことを祈りつつ。

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