思考力

踊らずに経過して行く

世の中、そうそう甘いものではない。一度乱れてしまった生活リズムを簡単に戻すというのは、とにかく至難の業であり、若い頃は、こんな生活リズムをずっと続けていたのだから、為せるものも為せなくなってしまうのも無理はない。双極性障害と診断されるずっと前から、自分は夜型になってしまう傾向があり、夜というのは誰にも邪魔されずにひたすら自分を考え直す時間を作ることができる。ただ、夜行性ではない「人間」という動物が、夜に明るいことを考えることはまず難しい。だから、やはり夜型の生活で過ごしていた若い頃は、なかなか明るい思い出はない。惰眠を貪っていたときや、ギャンブルどっぷりとはまり込んでいた頃を考えると、精神的不調を引き起こす大きな原因というのは、生活リズムの振れ幅が大きい時であると分かる。

昨日は、ブログを2記事アップした。どうしても新しい動画をアップしたくとも、やはり自分の中でこだわりのあるものを作成したいので、過去に書いたものをリライトして、ほとんどコピペをするようなことはしたくない。だから、その日に考えた一番新しい記事を元に動画を作りたいと考えている。確かに、動画を量産しまくることの方が、今後のチャンネルが伸びる可能性が高まるわけだし、今の私のチャンネルなど誰も興味はないのが現状だ。ただ、そこに甘んじることなく、自分の中で満足のいく動画を作成したいと思っている。かっこいい言い方をすれば、それが発信者としての最低限のマナーではないだろうか。

先ほどジュースを買いに行ったのだが、もう気温は下がっており、フリースを着て販売機まで歩いて行ったほどだ。数日前は、半袖に短パンでも蒸し暑い残暑の夜であったが、時間は確実に動いているというのを体感する時期に入った。毎晩眠気は来ずとも、時間だけは軸に沿って前に進み、ターミナルに向かって行く。これは全く争うことのできない自然の摂理。自分の生活リズムなどお構いなしに無慈悲に進んでいく時間の流れという現象をしっかりと真正面で受け止め、自分を律するためには何が最善なのかを考えるべきだ。そして、今の自分にとって外せないのは、明らかに時間の流れにそうということだ。

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