思考力

金持ちおじさんのお小遣い

 

昨晩は、友人二人と電話で会話をし、久しぶりに人間とまともな会話をしたという気持ちになれた。最近は、気温の低下と共に、めっきりと奥手になり、精神的にも下がっていくばかり。何とかしなければと焦るほど、スーパーの安い惣菜ばかりに目が行ってしまい、結局のところ、安いものを多く買う羽目になる。だから、独り身はスーパーには近寄るべからずという結論に達する。

ただ、私の性格は、異常に熱しやすいというところだ。続くか否かは別問題として、とにかくはまり込む。脳の快楽物質が分泌されれば、それをもっと出そうもっと出そうとなる。これを悪用されると、痛い目に遭う。だから、あくまでもこの心の偏りは、いい方向へ応用していかなければならない。昨日は、そんな気持ちの導火線に火がつき、ブックカフェで3冊も新書を買ってしまった。どれもまだ完全に読破していないが、全体的に大きくハズレてはいない。多く本を読む人の間では、ある本の中に、一行でも心に突き刺さる何かがあれば、それはいい経験を手に入れられたとも言われているので、つまみ食いとはいえ、今日の3冊からどれだけのエキスを搾り取れるかに期待は高まる。

購入した本は、YouTube×blogという最強メソッドで収益化を図ることに特化した本や、YouTube作成のインフルエンサーの本、はたまた一人社長の心構えなどの本。つまり、SNSを会社単位でいかにして収益化をするかということを目的としたラインナップだ。この3冊の本が、将来の飛躍の糧になるのであれば、安すぎる出費であり、自己投資でもある。内容をしゃぶり尽くせば、ブックオフに売ってしまえばいい。ただ、今回の3冊は、大当たりのようなので、その日が来るのは遠い先になりそうだ、

本棚を持たない生活。デスク環境が整っている状態。ミニマリストならば、文房具も最小限に抑えているものだ。今の私なら、今の3分の2の部屋の空間で生活できる。ただし、条件があり、サーフボード とウェットスーツの所有を諦めれば、という条件付きだ。モノを減らすと幸せになるというが、私の中での波乗りを継続したい気持ちと、もはや次の引越をしたらサーフィンは止めようという気持ちも出てきている。千葉の内房に行って、釣りをしてのんびり過ごすのも悪くないなと思う。

もし、部屋の空間を狭くしていく中で、波乗りを諦めようという気持ちが芽生え、そしてそれが大きくなり、それを断行したのであれば、プラスマイナスに関わらず、今まで共に過ごしてきた趣味と別れるということになるので、人生が大きく違う方向へ転がっていくことになる。事実、めっきりと肥えた腹と、それによって引き起こされた膝の痛み。こんな状態でサーフィンやスケボーをやっていては、年齢も加味しても、体に不調が来るのは明らかである。12月にサーフィンをした回数は、見事に0回。冬の波の音とピリリと冷えた空気の中で、心を落ち着かせられるようなサーフィンができなかった。

仕事を含め、自分にとってのやりがいがあることというのを考えてみる。どんな生き方が良いかというイメージはある。私は独り身ということもあり、私の甥っ子二人から見た時に「金持ちおじさん 貧乏父さん」でありたいと思っている。支出を抑えた質素な生活をして収入は少ない筈の叔父さんが、なぜかいつも自由気ままな仕事をしているという感じだ。もはや、会社員の給料が上がらないような日本の情勢で、今こそ副業や起業をすべきであり、パワハラ やブラック残業が与えられるなら、コンピュータを駆使した仕事ができるように学習しておかなければならない。

振り込まれた給料を、銀行にそのまま寝かせることなく、投資に回していく。「インデックス投資」と聴いて、お菓子の名前だと勘違いしているようではダメだ。積極的に前へ出て学習をする意欲を失ってはいけないのだ。やはり、知は力なり。学習していく姿勢を崩さないということが、新年までのカウントダウンが始まっている今でも、強く感じることである。

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