思考力

波形に麻酔

空気がひんやりとしている。昨晩は、なかなか寝付けなかったので、今朝、渋谷の受診を寝過ごさないか不安だったが、何とか夜明けと共に目が覚めた感じだ。とはいえ、もう7月も間近ということもあり、日中の気温は、とても高くなる。そうなってくると、寒暖の差が激しくなり、気分が滅入ることを加速させてしまうようだ。

昨日も、特段変わったことはなく、店の店員と必要最低限の「音声」を交わしたくらいで、会話らしい会話はしなかった。それでも、自分の中では、世間の情報を含め、数々の新しい知識が増えたことも事実。YouTubeを閲覧すれば、数多くの動画が配信されているので、それを観ていれば、飽きることなく時間を消化できる。そして、今後、自分に必要な情報というのが限られて入れ、いかに情報が狭いのを実感できるような取捨選択をしていかなければ、情報の渦中に溺れるだけとなってしまう。

今回は、主治医と相談して、寝る前の薬を調整してもらわなければならない。明らかに長く効きすぎているので、このフワフワとした浮遊感を、自分の生活から消していかねばならない。日中いつも眠いにもかかわらず、夜になると目が冴えてくる。こんな皮肉な状態であるのならば、薬ごと変えていくべきだ。

薬を服用するということは、化学薬品を体内に取り入れるというわけだから、とても慎重にならなければならない。しかも、精神薬や眠剤というのは、脳にダイレクトに作用するものなのだから、そのチューニングも慎重である。なかなか健常者には理解できないとはいえ、そのような薬を、常に服用している人の苦しさというのも理解してほしいものだ。

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