最近は、毎日毎日、ほぼ同じ行動様式となっている。活気がある中でのルーティンならば、大歓迎なのだが、起きて、歯磨きをして、コーヒーをすすり、ブログを書いて、スーパーに買い出しに行って、寝る。その隙間時間は、すべてYouTubeの閲覧。もし、車があれば、この酷暑の中で、潮風にでもあたりに行きたいのだが、今や、私の愛車は、値切りに値切った自転車のみ。しかも、エンジンがない乗り物に対する田舎道の扱いは酷く、ドライブレコーダーを装着しなければならぬほどの煽り運転を喰らう。
こんなストレスフルな生活を続けていれば、何かのアクシデントで、不満が大爆発し、大きな事件を起こしてしまわないかと不安になる。最近のニュースでは、安倍元首相の銃撃事件が、真っ先に上がるが、やはり事件を起こした人の心理状況や、事件を起こすまでの経緯なども知っておきたくなる。もしかすると、自分も同じ方向へと傾いていないかという不安も、多少はあるからだ。
私も、最近は、精神的に不安定になることが多く、悪夢にうなされて起きたり、辛かった記憶のフラッシュバックが起きたりする。ただ、結局のところ、自分に危害を与えてきたような人物の言動などというのは、所詮、戯言であり、それを引きずっていたところで、何も解決することはない。ただ、人間には、強いトラウマを引きずってしまうという特性があり、それが心に蓄積されると、何かの拍子に大きな爆弾が爆発するかの如く、とんでもない行為に走らせる起爆剤となってしまうのだ。
今回の安倍元首相の事件の犯人の年齢は、私と近く、やはり私も同じように精神を大きく蝕まれてしまい、同じような行為をしないかと不安になる。私は、気持ちだけは若いと思っているのだが、膝の関節の注射は欠かせなくなっているし、疲れやすくもなってきている。後者に関しては、夏バテが原因だと思いたいが、やはり老いるということを自覚するのは、とても苦痛なことである。
自分の中にいるもう1人の自分を抑えられるかどうか。その人間らしい理性を保てるか否かで、人生の方向性というのは、いともカンタンに変化してしまうということを、ひしひしと感じている今日この頃である・