思考力

意外なアイテムの鏡面

現在、深夜一時をまわったところ。そろそろ丑満時に突入する。昨日、寝る前にブログを書き、そのまま眠れたのだが、今日は眠りを優先させて、床に就いたのだが、なかなか睡魔は来ず、結局は今起き上がって、記事を作成することにした。寝ながらのBGMとして、森鴎外の作品の読み上げ動画を流していたのだが、やはり活字無くして音声のみで文学作品を鑑賞するというのは無理があるようで、結局のところ、フラッシュバックの方が強くなってしまい、もう眠るのは諦めたところだ。

人間ドックを受けようと思って、前回の精神科の受診の時に、頭蓋骨を骨折した時の資料をもらった。そこには、脳の外傷のフルコースに加えて、腰の骨折もあり、今の腰椎分離症の元種になっているのではないかという疑念ばかりが心に浮かんだ。でも、腰の主治医からは、長年蓄積したものが原因の疲労骨折だと言われているし、どのみち折れている腰の骨はくっつかないと言われているので、コルセットをしながらの生活しかできなくなってしまっている。これが一生続くのかと思うと、本当に切ない気持ちにもなるし、久しぶりに車を海辺まで飛ばし、スケボーを蹴ったところで、膝がバキバキと音を立て、両膝に刺すような痛みが生じてしまい、すぐに中止した。老いるという現象は、とても残酷だ。

昨日、ユーチューブ動画に触発されて、トイレをピカピカに磨き上げた。そして、起きてからは、観葉植物に水をあげて、窓際において日光浴をさせて置いて、車で外出した。帰ってからは、シンクの掃除と風呂の掃除を大がかりに行い、かなり気持ち的にスッキリしている。あまり知られていないようだが、中国のYouTube動画で、水汚れに「ワセリン」を塗ると、水垢やカビで変色した蛇口などが、輝きを取り戻すということを知り、薬局でワセリンを買い、ゴム手袋をして手袋に指を使って、細かなところまで塗りたくってみた。結果は見事に輝きが増した。

シンク のタイル部分や、調味料や食器洗い用洗剤なども床に置いていたので、ワセリンの付いた手を使って、アルミの部分を薄くワセリンで塗っていく。乾燥を求め、キッチンペーパーで拭き取り、擦りながら輝きを祈る。蛇口の輝きほどの感動はなかったにせよ、明らかに綺麗に輝き、ワセリンという特性上、水も見事に弾くので、こんな裏技を発見した自分は、YouTubeshortsなどで発信すれば、結構な視聴回数を稼げるかもしれないなどと思った。驚くことに、スマホの画面にも効果があるようで、ついでにiPadの画面と、財布、かなり仲良くなったアップルウォッチと、今は置き時計となって降格してしまった時計の盤面位も塗ってみた。少しワセリンが多すぎたので、ベトベトしているが、吹き上げを多くして、次回からのワセリンの量を見直せば、かなりいい効果が期待できそうだ。

まさか、こんなにもワセリンが代用品になるなんて思わなかったし、キッチン用の洗剤が、実は非常に塩素系の濃度が強く、トイレにも浴室にも大活躍ということを知る。そして、ミニマリスト御用達の「ウタマロクリーナー」があれば、もはや掃除できないところなど、ほとんどなくなる。衣替えのシーズンの到来だけれども、取り立てて買い足したいものはあるにせよ、そこは我慢。作業着で有名なブランドの薄手のダウンジャケットに、バッテリー付きの放電作用のあるアイテムがあり、それは興味本位で購入したが、別にとんでもなく効果なものでもないし、今まで未経験の品物だから、このような「体験」への投資は、それほどの無駄使いにもならないはずだ。

二回も不具合を起こして、今も入院中のルンバだが、なかなか相性が良くなかったのかもしれない。ただ、ルンバのおかげで、床に物を置かないようにするという習慣がついたことは確かだし、これからの付き合い方を根本的に見直すにはいい機会だと捉えるべきなのだと思う。身の回りがスッキリと片付いているという状態の中で、思考がクリアになってくる。それならば、そのような環境を整えながら、自分の心がそのまま部屋の汚れ方だと認識し、しっかりと認めるということは、間違いなく必要なことなのだと思う。

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