思考力

新しい蜘蛛の巣

昨晩の就寝時間は、よく覚えていないながらも、陽が落ちてすぐだったような気がする。ちょうど、冬至がいつだったか思い出せず、ネットで調べ、ちょうど明日が冬至だということを知って、早めに寝た記憶もある。また、夢遊病者の如く、林檎を2個ほど食べていた記憶も薄っすらある。こちらは、眠ってからREM睡眠の2回目あたりだろうか。今さっき覚醒してみれば、シンク にシッカリと林檎の皮を剥く器具が置いてあった。もし、包丁など使っていたら、指を切って、真夜中に完全に覚醒していたことだろう。

やはり、最近では眠剤の危険性を強く認識する。医者の処方箋に基づいた薬を服用しているとはいえ、薬の注意書きには、「危険を伴う作業は控える」ということが記されていて、この文言があるということは、自己都合で怪我をしても責任は取らないということを意味している。実際、今年のワーストワンの頭蓋骨骨折であれ、眠剤を甘くみすぎていたことが原因であっても、製薬会社も医師も、全く責任は取ってくれなかった。こう考えると、医者も薬剤師も全く通していない、違法薬物や危険ドラッグなどは、とんでもない危険性をはらんでいる。変にアウトローぶって、格好でやるとか経験でやってみるとかの次元では、絶対に考えてはいけない。まあ、当然といえば当然。

それにしても寒い。Twitterでは、もう何度も「寒い寒い」とツイートしているので、もうそれすら呟かなくなったが、とにかく私の部屋は、冷え切っているのだ。謎の悪寒。これまた主治医によれば、精神薬の禁断症状であるとか、頭蓋骨骨折の後遺症とか色々な側面で考えてくれているのだが、こんなことひとつとっても、医師の処方がない違法な薬物を平気で服用するというのは、あまりにも危険。危険というのはもちろんのこと、もし禁断症状や不気味な副作用が出てしまった場合、誰にも相談できない孤独や恐怖は、とんでもく大きくなることだろう。そういったことからも、私は法を超えた薬物などには手を出せない。世界の中には「大麻」を合法化した国もあるが、やはりまだ整備が整っていない日本で吸引するのは、自分にはできないのだ。

確かに、日本人の古い考え方も変わってきていて、「タバコ」に対する嫌悪感は、今では普通のことになっている。つまり、愛煙家には住み心地の悪い環境になり、タバコを吸うこと自体が、もはや時代遅れという認識が根付いた。では、「お酒」はいかがなものだろうか。これは、徐々にタバコと同じような道を辿ろうとしていて、あと10年もすれば、お酒にも強い規制がかかるはずだ。そして、そのような時代が到来する頃、間違いなく新しい技術革新が到来している。今で言うネットであったり、スマホであったりが一気に普及したように。

やはり、それはドローンによる配送が当たり前になったり、自動運転の無人自動車が道路をビュンビュン走ったりするのが日常の光景になったりすることであろうか。もっといえば、今の私たちには想像もできない「何か」が誕生するのかもしれない。こればかりは、なんとも予想がつかないし、予想がついたとしたら、革命的な発見とみなされることはなくなってしまう。果たして、私たちは、今後の流れをいかにして体感できるようになるのだろうか。もちろん、それを体験するには条件があり、健康な身体でいるということと、過去の習慣が時代とマッチしていないということに気づいたら、それをキッパリと手放す決断をすると言うことに繋がる。

「人間関係の断捨離」なんていうトレンドワードを、ちらほらと目にするが、これは積極的に受け入れるべきだ。時間が過ぎるにつれて、ある人とのモノの考え方や価値観というのは変化していくわけであり、それを認めずにダラダラと下らぬ関係を維持していても仕方がないのだ。私は、今、完全に1人で生活している。人間同士の会話らしい会話というものを、久しくしていない。ただ、それが苦痛かと問われれば、全くそんなこともない。「ぼっち」なんていう言葉も、最近ではよく耳にするが、時代の流れとして、そのような言葉も普及してきて当然なのかもしれない。なぜなら、スマホを開けば、縦横無尽に知らない人と繋がっているのだから。

-思考力