思考力

倉庫に宿る光

早朝に目が覚めて、大きく高揚したわけではなく、スッと落ち着いた気持ちで、SNSを更新した。快調に、時間が過ぎていき、これからどうしようものかと思いきや、一気に眠気が襲ってきて、そこから4時間程度眠ってしまった。ただ、それを差し引いたところで、快眠だっと言えるので、そのままブログを更新しようと思っていたけれども、1日のうちのいつに更新するブログになってしまったのか、今では分からない状態なので、そのまま車に乗って、海岸線を走って行った。

霧雨ともいえぬ小雨が、フロントガラスに張り付いたかと思うと止んで、そのまま南下した駐車場でスケボーをしていた。最近では、車に積んであるスケボーに対して、馬車馬のように走らせるのではなく、お互いの気持ちが分かり合えるようなスタイルで、ギューンッと、大きな弧を描くようにしている。それも、できるだけ切り返さないで、しかもできるだけゆっくりと。そうしていると、自分も、板も、お互いが気付いていなかった角度が分かり、とても仲良くなれるようになった。ただ、その角度が、どの板に対しても最良の角度ではないので、やはり人間にも得て不得手があったり、自分と共鳴する部分が完全に同じではないことを、スケボーから深く学べるようになった。

今日の海も荒れていた。どこも、白波でグシャグシャになっている。週末には、冬でも大混雑する駐車場であれ、車の影はなく、その隣の駐車場で、少しだけスケボーを蹴っていた。そんなストーミーコンディションであっても、勇敢にも海の中へ飛び込んでいくサーファーが、3人いて、一人は、このハードコンディションの中で、大きなラインを描いたターンを、数発決めていた。やはり、そのような果敢な姿を見れば、自分のサーファーだった頃の気持ちにも、フッと火がついてしまうものである。

そんな駐車場で、シートを倒し、スマホで海岸線沿いの物件を探ってみた。さすがに、今の大好きなアパートプラスアルファにするには贅沢が過ぎる。そんな中、自分の家から最寄りの海岸で、倉庫だけ貸し出しているオーナーがいた。月額4000円。今のワンルームアパートでは、ウェットスーツ も板も、それに付随する道具も置く場所はないけれども、倉庫を貸してもらえるのであれば、話は別となる。自分の中のサーフィンに対する熱が一気に高まっていった。奇しくも、今日は私の誕生日で、何か新しいことが誕生するのであれば、この倉庫に道具だけ眠らせておいて、海に通うという考えだろうか。

帰路に着く車の中で、TikTokのマネタイズ法の動画や、今や自分専用のAIを作ることができるチャットGPTの開発動画も「耳学」していた。今、このAIの流れに乗るのは、もう遅いとも言えるのかもしれない。少なくとも、収益化で慎ましやかな生活を送れるほどの収入を得るには、今から始めるしかない。先行者優位というのは、まさにこのことだ。自分の中で、新しいチャンスが生まれ、時代の波が、自分の方へ向かってきつつ、それが逸れてしまいそうな状態。元サーファーなのであれば、波を取り逃すという、一番恥ずかしい行為をしてはならない。AIの流れを汲み取り、自分を最先端の世界で踊らせられるような生活スタイルを考え続け、それを実践していこうと思っている。

-思考力