昨日、車が納車されたら真っ先にやりたいことのひとつ、大きめの家具をゴミステーションまで持っていって処分するという儀式を行った。20年以上飾っていたポスター、千葉に来て初めて描いた絵の額縁、大学の卒業証書まで処分。「思い出」という断捨離において、最も足枷になるモノを処分したわけだが、罪悪感などなく、むしろ気分が軽くなった。今まで重荷となっていたとは思いわず、今まで自分を見守ってくれていたのだと思いたい。新品の釣具などは、まとめて売却しつつも、所詮二束三文。ただ、こちらも心の負担を軽くしたと思えば、後悔などなくなっていた。
今日は、驚くべきことに、目が醒めてからは掃除がしたくてたまらなくなり、歯磨きをしながらコーヒーを飲み、そのままBluetoothスピーカーとパソコンを連動して、せかせかと掃除を始めていた。掃除を終えると気付いたのだが、このブログを書く事を、すっかり忘れていたのだ。今までは、ブログを書くという行為が最優先されていたし、それを書く事自体が、私にとっての生きがいとなっていたはずなのだが、それの優先順位まで追い越してしまったようだ。このことに気づいたのは、やはり自分にとって、驚きという他はなかった。
服も大量に処分し、もう自分がどんな服を所有しているのか、全てメンバーを覚えられている状態。結局、東京へ行って仕事をするときのために買ったクールビズの服であれ、着ることはなくなっていた。ただ、無理に引っ越していたら、今の幸運渦巻く部屋から、東京のゴミゴミとした暗い部屋の中で、腰を痛めながら生活していたわけだし、家賃だって今の倍以上していたのだから、2着目半額の量販店で購入したビジネスクールビズの服など、明らかに安いモノだ。それに合わせて買った靴も、ある意味、無駄になってしまったのかもしれないので、今日はその服と靴を履いて外房の街をドライブでもしてみようかと思っている。
毎日が輝いているようだ。レジで待たされている時のイライラの時間でさえ、おおらかな気持ちでいられる。待っている間でさえ、家に帰ったら、どんな掃除をするか、今度買うインテリアや海運グッズは何にしようかなどを考えている。百均では、絶対に買い物カゴを持たずに物色するとか、観葉植物は、一度部屋の中をイメージして、まとめ買いは絶対にしないようにするなどなど。とにかく無駄金を払わないというルールも厳格に定めている。お金持ちの家は、物が少ないという理由が、とてもよく分かる。今、自分が良い運気に乗れているのは、紛れもなくモノを処分し、残ったものに対して、大切にするという気持ちを、「大切」にしているから生まれている感情である。もっともっと部屋を気持ち良い空間にし、安全運転をしながら、さらに自分の人生を海運で切り開いていこうと思っている。