思考力

貧困の道

現在、朝の4時半。とても寝ていられない。年々ぶりかで、下から大放出だ。この晩も、今も含めて3回くらいはトイレに行っている。中途覚醒というよりも、下痢の痛みで起きてしまうというのが正確な表現になる、昨日、金も食料も尽きた。正確にいうと、駄菓子と菓子パンを買えるだけの資金300円程度は持っていたので、大事に商品を選んで購入し、飢えを凌いだ。とはいえ、40半ばの自分の飢えた体を満たしてくれることもなく、途方に暮れていた。

もはや終わりかと思った。YouTubeで「大食い」関係の動画が多く存在していることを知り、色々と視聴するも、空腹にそのような動画は毒で、頭がクラクラするだけだった。社会福祉課のケースワーカーの人と生活困窮課の人に現状を話しておいたので、最後のフードバンクをいただけることとなた。ありがたく受け取り、食べやすく、しかも甘いものを中心に胃の中へ入れた。おそらく、しばらくの間、飢餓状態だったのに食べ物をドカッと腹にねじ込んだのが、今回の下痢の原因なのだろうと思う。誤解して欲しくないのは、もちろん、その食べ物の良し悪しは関係なく、自分の食べ方に問題があっただけということが、今回の下痢の問題だということだ。

果たして、自分は自分の金を管理できるのか。生活福祉課の人も社会福祉課の人も私のことを心配してくれている。自分でも、自分を制御することができそうもないということを恐れている。日が昇る今の時点で、既にこのような気持ちを綴るのは追い込まれている証拠だが、やはり不安は拭えない。その不安を乗り越えた先に道が続いている。ただ、もっと確かなことは、その続いている道は、常に動いており、気を抜くと再び元に戻ってしまうということだ。

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