思考力

寒さに籠る

10年に一度と言われている寒波。それはそれは寒い。今朝は、5時には目が覚めてしまったが、5時半には仕事に出かける人の足音も聞こえた。とても真似できない。エアコンの真下で寝ていても寒くて目が覚めるくらい。そのベッドの隣に配置してある机に向かって、この記事を書き綴ろうとも、寒くて寒くて、再び布団に包まってしまう。やっと目が冴えてきて、この記事を書き始めたのは、7時半。これでは、一般の企業に勤め上げるのは、明らかに困難だ。

起きるとすぐにフラッシュバック。散々な目に遭ったことを、どんどん芋づる式に回想してしまい、とてもとても快適に目が覚めたというわけではない。最近のフラッシュバックは強く、ふとしたきっかけで思い出してしまうと、視聴していたはずの動画の内容が、ゴッソリと抜け落ちてしまうことがあり、慌てて動画の内容に追いつこうとすれど、もはや途中から観た週刊ドラマの状態で、全く理解できなくなってしまう。頭蓋骨を骨折したときに、脳トレを担当してくれた先生に、もう講師の仕事は諦めなさいということを言われたのだが、やはり集中力が切れてしまえば、明らかに講師業は難しくなってくる。

ヤドカリ生活が長引きすぎて、最後に人間と世間話をしたのがいつだったのか、全く思い出せない。そもそも年明けから今まで、精神科の医師以外とプライベートの話をしていない。孤独は、何よりもの病気に繋がるという科学的検証結果もあるが、それを今の自分は身をもって感じている。ただ、一番気にしているのは、やはり過去のトラウマが何かの拍子に顔を出し、そこから再び苦しい人間関係に囚われることを恐れている。すべての悩みは人間関係から生じるとも言われているが、そう言われると、ますます自分の甲羅が固く自分を包み込んでしまうようだ。

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