思考力

刺激と熟成

科学的なデータというものは、こうも簡単に覆されてしまうのか。例えば、一日一色は、実はデメリットもあるとか、朝食を抜くと起こる弊害とか、16時間断食に隠されたデメリットなど。ここまでくると、今流行の「〇〇方式健康法」というのは、実は弊害だらけだったというデータも出てきそうである。現に、お酒という飲み物は、百薬の長であるとされていたが、実は、一滴であっても脳の萎縮などに起因してしまう、合法的な薬物だという指摘がなされた。今、YouTubeのサムネイル を眺めていれば、コーヒーすら危険な副作用があるというものもあった。ここまでくると、過去に絶賛された革新的なデータというのは、カンタンに覆されてしまうものだ。

人は、元来、自分の身の危険を察知して、それを回避するために、危険な情報に対して敏感になる。だから、誰かが結婚したり、おめでたい出来事の報道よりも、誰かの不祥事や、ネガティブ情報に耳を傾けようとする。そこを狙ってマスコミは報道を繰り返すのだから、視聴者というのは情報に翻弄されやすいものだ。相手はプロ集団。そうなれば、知らぬ間に洗脳されていたとしても、あっさりと自分のノーミソなどというのは、マスコミに操られてしまうのである。

さてさて、昨日は、牛丼屋の2日目であったのだが、なかなかにしんどい。これを毎日繰り返すとなると、かなりハードだ。やはり、塾講師の立ち仕事と、飲食のたち仕事というのには、大きな差があり、不慣れな仕事ほど体力を消耗してしまう。新しい仕事を始めるにあたって、過去の嫌な思い出も顔を出すので、知らぬ間に自分がネガティブ情報に毒されているのかもしれない。ただ、新しいことへの挑戦は、自分の脳みそにとっては刺激的なことであり、このような刺激がなければ、残りの人生が一気に加速度を増して、終わりに向かって終焉してしまう。そうなってくると、勝手にキレる老人になりかねない。

今日明日とバイトが休みなので、部屋の片付けやオンラインで引き受けている仕事も片付けてしまおう。スッキリと身を軽くして、新しい生活を作り上げていく。そうすれば、例の依存症の魔の手から逃れられるはずだし、それこそが、ネガティブ思考を打ち消す最大の武器となるのである。そんなこんなで、朝の5時から40分ほどで仕上げられるようになった今日のブログを終わりにしようと思う。

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