思考力

底辺の底が抜ける

依存症。克服したと思いきや、あっさりとスリップしてしまった。もはや、昨日、自責の念に駆られ、全てを投げやりにしてしまってもいいのかと思うほどだった。つまり自分を追い込んだ、その先にある場所にである。今日は、お昼前に、打ち合わせがあり、それまでは起床していなければならなかったのだが、昨日の疲れがドッと出てしまい、なんとか起きたものの、机に突っ伏して眠っていた。それでも何とかして目を覚めしていたつもりだが、やはり無意識のうちに机に突っ伏して眠り込んでいた。車の運転など、恐ろしくてできようもない。

こうやって、スリップを繰り返していると、どんどん自分に自信がなくなっていく。現に、もう私に愛想を尽かし、ナマポの窓口の人も、相手にしてくれないだろうし、どんどん自分が孤立していくのが分かる。さらに追い討ちをかけるように、消費者金融からの連絡だけは、容赦無く襲いかかってくるのだから、たまったものではない。やはり、世の中、お金で解決できることがほとんどであり、お金で解決できない者など、世間は容赦なく見捨ててしまうようだ。

このブログを書き始めた頃の決まりとして、私的なことを書かないというルールにしていたのだが、今は、自分の弱音を書き綴る駄文が多くなってきていることが分かる。自分の中に自分を閉じ込めたところで、その叫び声を、一体誰が聞いてくれるというのだろうか。さすがに、昨日のスリップは、自分の中で、大きな傷跡となってしまった。まさに致命傷とも言える。これを乗り越えるのは、もう無理かも知れない。少なくとも、依存症というものに「完治」はなく、一回でも依存してしまったのであれば、それと「共存」していかなければならないのだ。

他に頼れる者などおらず、果たして自分は、この先、本当に大丈夫なのだろうかと不安になる。しかも、今、こうやって文章を書いている時にでさえ、依存の対象への渇望が、容赦なく襲いかかって来ている。ナマポを受給しているのに、こんな状態なのであれば、自分のこの先の人生は、一体どうなってしまうのだろう。

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