思考力

高次元で温感を知る

今から、英語の勉強をしようか迷っている。もちろん、私は英語講師として、塾や予備校で教鞭をとってきたわけだが、やはり、医学部の予備校や、英検、TOEICなどのような、モロに人生に直結するような英語の指導をメインに仕事をしなければならないのかとも考え始めている。先日の塾講師の採用試験で、私の経歴を見て、虫けら扱いをするような社員がいるような高校受験のいる塾で働くのは、真っ平御免。安月給で黒い圧力に押しつぶされるほど、安っぽいプライドを私はもっていない。プライドも持たぬよりもっていた方が、蟻のように従属する生き方をしないために、必要となってくるはずだ。

では、自分のプライドを優先させ、従属のレッテルを破り捨てたのなら、自分なりに確固たる指針や目的を見つめ直さねばならない。そうなってくると、自分が長を務める会社、思考力養成予備校の活動に力を入れるしかない。もはや、副業が当たり前のように推奨され、これから10年程度たてば、積極的に動いている人は、売り上げ云々を差っ引いて、自らの会社の経営者となっているはずだ。私とて、このブログの毎日更新にて、曲がりなりにも活動を継続している。だから、採用面接で、私の経歴だけを見て、私のことに興味のかけらも示さず、机に突っ伏しているような無礼者の下で働こうとも思わない。

そんな輩のいる会社から、フルスピードで逃げるのであれば、自分の城を築かなくてはならない。だから、昨日は、自社サイトを整えた。やはり、ワードプレスで雛形が出来上がっているとは言え、何かしらのアクションで手を施せば、大きくサイト自体が変わってしまうことも多く、収集不能になってしまう場面も多く出てしまった。今、やっと少し改良されたサイトができたのだが、スマホでサイトを見ると、無駄に広い箇所ができてしまい、そこを削ぎ落とせずに困っている。なかなかサイトを作り直すというのは難しく、こんがらがった釣り糸を解くように、一度、糸を切って結び直したいものである。

人生の選択肢を絞み、より良い選択肢だけを切り取るためには、やはり絞り切った選択肢のクオリティーを判断していく必要がある。その選択肢を選べば、少なくとも心豊かに過ごせるという気持ちになれる心の断捨離が必要だ。そして、他者と関わりを持つときに、互いの温もりを分かり合えたときにこそ、血の通った人間同士として付き合っていくことができよう。そして、その相手との付き合いが、人としてレベルが高く豊かな関係であれば、「切磋琢磨」という言葉の真意を理解できるのだろうと思うのだ。

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