思考力

蟻の歩幅

現在、深夜2時15分。釣り熱再発「前」の私だと、おそらく、この時間は焦りが増してくる頃であり、コンビニ弁当とスナックを大量に買ってきて、無理やり腹に押し込み、血糖値爆上げで眠るかどうか悩む時間帯だ。仮に、「マコなり社長」が知ったとしたら、私をニンゲンだと思ってはくれない。捌いた魚から出てくる「寄生虫」だとみなされる。いや、「寄生獣」か。とはいえ、マコなり社長も、新しい企画をしたときあたりに、軽く炎上したと思うので、ニンゲンなら誰しも「毒」を持っているはず。マコなり社長の人生を抜本的に変えたのが、岡本太郎氏の『自分の中に毒をもて』という書籍なのだから、多少不可解な言動があっても「個性」とみなして頂きたい。

このまま寝ずに釣り場へ向かうので、さっさと朝の仕事を終わらせるべく、この時間にブログを書いているのだが、これ以外の仕事がコレと言ってないので、今日の労働は、朝4時過ぎには終了することになる。すると、マコなり社長もビックリの「朝活」の完了だ。この時間のいつもの「焦り癖」で、気を抜いて、深い眠りへ誘うリラックスBGMなど聴こうものなら、寝落ちして全てが台無しになってしまう。だから、iPadから流れるBGMを「前頭葉活性化音楽」にし、集中力を高めて記事を作成している。ある程度、書き上げたら、深煎りコーヒーを飲んで、私の脳ミソには、いつもの目覚めの爽快感だと錯覚させてしまえばいい。とはいえ、やはりタイピングのミスが多いので、脳ミソをフェイクするのは難しい。

ただ、今日、釣りに行ってしまえば、日光を身体中に浴びて「メラトニン」を大分泌させ、体内時差ボケを修復してしまういいキッカケになるはず。できるだけ空白にするように心がけている「スケジュール帳」に記載されている、次回の「眠り薬」の処方箋を受け取るための受診日が明後日。クリーンな外房から、コロナ熱が再発してきた「TOKYO渋谷」へ突っ込む時には、体調を整えておく必要がある。うむ、今日の徹夜での釣行は、とても有意義な行動であると言えよう。主治医には、「美しい夢を観られる夜空へ誘う眠り薬」を処方してもらう。まぁ、このような皮肉めいたロマンチックなことを言うと、言葉巧みに揚げ足をとってくる医師。そんなやりとりをしに行くのも、1ヶ月に一回の楽しみではある。

先ほど、YouTubeの音声動画でも上げて、そこでも語ったことなのだが、私にとって、独りは最高の状態だ。嫁も子供も同僚も友達もいない。なんて最高なのだ。内向的な私にとって、そのようなナカマは、「負傷兵」を背負うようなものであり、「足かせ」にもなりかねない。会社員を辞め、自社を設立。信じられないほどの不安と負債を抱えつつも、今月半ばには、とうとう赤字が黒に…、というところまできた。正確にいうと、借金返済の目処がついたということなのだが、これからは、黒字をキープすることだけに専念するだけでいいのだから、これまで蓄積した努力が、報われつつあることに気づく。「ありがとう、自分」。黒字が出たら、今までの睡眠負債も取り戻したい。だから、真っ先に買う物は、マコなり社長大推薦「コアラマットレス 」一択だ。

私は、内向的な性格で、「街コン」なるものに付き合いで行っていた頃は、開始早々、コーナーに追い込まれ、そのまま試合終了のゴングを聞くことばかりだった。緊張しているので、料理の味も、酒の味もわからない。言うなれば、わざわざカネを払って、翌日の排泄物を仕入れに行っただけ。こんな私が、カイシャ組織に従属すること自体が不可能なことであり、周りの人間の批判に苦しめられ、嫌がらせに耐え、文句を言う勇気さえ持てず、現場を去り、当時の不平不満に対し、いまだに怒りで震えている。だから、今、こんなに自由な人生を過ごせているのは、周りに「バカ」が存在しないからであることに他ならない。

YouTubeを観ていると、知らなくても問題ない情報が溢れている。もちろん、時間を食い殺されないようにスルーするのだが、「30日間で英語をマスターできる」のような誇大広告を「古代」に流行ったようなタイトルで発信しているチャンネルがあると、やはり「イラッ」とする。まぁ、それを狙ってクリックさせたいのだろうが、そんな輩の視聴回数を増やしたくもないのでスルーしている。もちろん、有益な動画は「チャンネル登録」しているので、見逃すことはない。YouTubeは、そのように有効活用できる人と、時間を食い殺される犠牲者に二分されている。

最近注目している、与沢翼氏の主張は、非常に硬派で説得力があり、このコロナの後の「勝者」と「敗者」をバッサリと斬り分けている。まさに、サムライが汚物を「一刀両断」するかのような切り口だ。そして、やはり「SNS」で、自分を発信し続けることの重要性を説いている。私も、本当に微々たる影響力、いや、アリさえ気づかぬ歩を進めているだけにすぎないだけなのかもしれないが、毎日、ブログを更新し、そのブログの音声をYouTubeで発信し、それをTwitterで報告している。もう、その繰り返しが「3ヶ月以上」経過した。

ブログに関しては、絶対に続けようと決意していたが、YouTubeの音声動画のアップロードは、1週間程度で心が折れかかった。今も変わらないが、再生回数一回、高評価一つ。その犯人は「自分」。ただ、これを継続できるのは、入院している母に、私の音声をレコーダーに保存して届け、コロナで面会できない代わりに、声だけでも聴いてもらうという作戦を試みたことから、続けられた。やはり、コロナによって人生が好転したわけであり、私のピンチを幾度となく救ってくれたのは、母だった。母親には、いくら感謝しても足りない。

そろそろ、コーヒーを淹れて、釣りに行く支度をしよう。とは言え、すでに車内には、完璧に釣具が収納されている。車の鍵をポケットに入れたらレッツゴーだ。私の愛車は、燃費が悪く年式が古い割に、「スマートキー」だ。ポケットにキーがあれば、指先一つで鍵が開く。こんな便利な機能を知ったら、もう「旧車」は、すれ違うときだけの「目の保養」程度に留めておこうと思う。「コーナーセンサー」まで後付けされていて、四隅を擦りそうになれば「ピピピピピ」と、警告してくれる優しい奴だ。ただ、バックモニターが故障したので、バックで車庫入れするときは、運転席を少し開けて、タイヤの位置と車輪止めの位置を確認するという「昭和スタイル」。当時は、こんなバックをしている男子の姿に、女の子は「ドキッ」としていたそうだ。

先日、自分で捌いたコノシロから出てきた大量の「肝」は、食べていいのか捨てなければいけないのか不明だった。7匹分の「キモ」は、なんとお茶碗一杯分。「ドンゴ」というグロテスクな魚の肝が美味かったので、食べようかと思ったのだが、YouTubeを観れば、魚を捌いたら、常識的に肝は捨てていた。寄生虫だらけなのだろうか。もし食べていたら、今頃、釣り熱は冷めていたか、病院のベットでのたうちまわっているか。ブラック企業で食中毒になって大腸検査をしたときの地獄は、あと10年は避けたい。そんなこんなで、淹れたてのコーヒーを飲んで、誤字脱字を確認し、正しい知識は大切にしたいと思いつつ、このブログを締めよう。

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