思考力

ひねらずにブチ抜く

 

薬を飲まなければ眠れない私が、薬を飲んでも眠れない「重度」の不眠に苛まれて、1ヶ月近く経つ。近場に、信頼のおけるドクターがいるわけでもなく、やはり、20年来の付き合いのあるドクターの診察を受けに、TOKYOへ行くことになる。睡眠バランスが狂って、睡眠負債が溜まったのだか、返しすぎたのだかわからぬ、今のような悪い睡眠症状の中ででは、何かしらのセルフ療法も考えなくてはならない。コンビニに行って、ドカ食い用の炭水化物と清涼飲料水を胃の中に流し込むのが、一番手っ取り早いのだが、身体にも財布にも悪影響を及ぼすし、そもそもの睡眠の質が悪くなるので避けるべき。

ただ、それを避けたとしても、相変わらず、心と魂を落ちるかせるリラックス系の天使の音楽も意味をなさず、自分のブログ読み上げ動画の「己の美声」も、ただの騒音にしかならない。しかしながら、眠れなかったときは、いっそのことブログを書いてしまえば、次の日の朝にしなければならない「一番の重労働」が解消される。実は、昨晩、眠ることを諦めてブログを書いている内に、急激な眠気を催し、自作の文章を読み返す気力も出ないまま眠りに落ちた。だから、今晩も、同じような「催眠術」として、ブログ作成が功を奏すのであれば、寝る前に仕事をしながら、眠りを待つというサイクルで、翌朝には、何をしようかだけを考えるワクワクできるモーニングルーティン突入の日々に変わるかもしれない。

与沢翼氏の著書『ブチ抜く力』の要点である「友達とつるんで馴れ合う」ような軟弱なことを、ずっとしていない。もちろん、引越し先の人や、今住んでいる近所の人への「スマイル」を欠かさずとも、かなり遠目で「バリア」を張るように努めている。ただ、1発の「スマイル」を放つときに内蔵させる弾の中には、必ず「ジョーク」を込めて贈るので、とても円滑に、ご近所付き合いができている。今の家に引っ越した時に、向かいの煎茶の師範の先生が、「付かず離れず」の関係の尊さを語ってくれたので、挨拶以外は、「ブチ抜く力」をキープしようと決めている。

中国もアメリカも、お互いを「仮想敵国」とみなしていると批判し合っているとしても、最初の漢字2文字を消したのが現状であり、ウィルスばら撒きを、TikTok禁止で対抗するほど「緩い批判」の姿勢では済まないだろう。日本は、アメリカへベッタリと食っついていたとしても、アメリカに食っついていたい国は多数国存在するわけで、米国株が投資先として右肩上がりで成長していることからも、アメリカが失速したら世界全体が失速することを意味しているようだ。例えるなら、恋心を抱いている人には、多くの取り巻きのファンがいて、それを遠くから眺めることしかできなく「なった」国が、NIPPONとも言えよう。

新型コロナに輪をかけて、変異株まで渦巻く全世界。もちろん、日本だって例外ではない。ただ、日本が唯一、世界と異なっているのは、「TOKYO2020」という世界的なイベントと重なっているところだ。オリンピック関連のトップニュースで報道される「アーチェリー」が、悲願のメダルを獲得したようだが、イマイチどのような競技なのか、私には、あまりよく分からないし、オリンピックを大批判していた新聞社が、体操男子代表の五大会連続銀メダルを讃えている。メディアの報道を、どこまで自分の中へと取り込むかというのは、難しい。発信元の手のひらがクルクルと回転しているのだから、致し方ない。

今年、2月にスケボーで負傷した手首の痛みは、手のひらを返すと、いまだに痛みが取れない状態。果たして、コレ、元に戻るのだろうか。そんなこんなで関係ないのかもしれないが、オリンピック新種目の「スケボー」では、日本の若者が見事に金メダルを獲得した。スゴイ。同じ道を目指す若者たちに、一言だけアドバイスさせていただくなら、近所メーワクな騒音には、注意せよということだ。先輩として、まだまだアドバイスしてい事はあるが、ただの「老害」となってしまうのでやめておく。

北方領土を返してもらうか否かで、ロシア首相が訪問したことを、日本は抗議しているが、その部分が返ってくるのだとしても、そこを陣取る他の国が出てくるかもしれない。もしかしたら、中国かもしれないし、アメリカの可能性だってある。もし、その土地をめぐって、戦争の火種でも生じたのであれば、世界中からバッシングを受けた日本の借金時計が、一気に加速してしまう。こうなったとしたら、とんでもない惨事。だから、この茶番劇は、ある意味、少し放置しておくことも必要になってくるのかもしれない。

変則的な進路をとった台風が、今夜未明に、私の住む千葉へ向かってくる。今も、強めの雨が降っていて、燃えるゴミを出しに行くのをためらっている。車の中にある傘。そもそも、この一年くらい、傘をさしたきおくがないから、わざわざ車のキーの「ピピピピピ」なんて雑音をたてて傘を刺すのもめんどくさい。では、車でゴミ捨て場へ行くか。やはり、寝静まった近所に、私の愛車のエンジン音は、メーワクだ。夕方、新居のオーナーからは、大雨に警戒をするように、LINEで連絡があった。そんな、千葉の外房で繰り広げられる、オリンピックのサーフィンの日程は、ビッグウェーブの中での開催をするため、この台風に合わせて、スケジュールが前倒しになった。実に、変則的な競技である。

奈良県で行方不明だった、阪大の教授が山中で発見された。連れ去られて遺棄されたのではないかという、ミステリー小説の読み過ぎの「陰謀論支持者」は、とんだ赤っ恥をかいたことになる。ただ、テトラポッドに吸い込まれて、瀕死の状態になった私から、現時点で、発信したいことといえば、自然を甘く見ないで、危険なら最低でも2人で行動せよということだ。ここでの私の論点ばかりは、自然の脅威と、与沢氏の主張のハイブリッドで、「矛盾」していると言わざるを得ない。ただ、サーフィンは、何人で海に行こうが、頼れるのは自分の実力だけであり、海に入るか否かは、自己責任の中にある自己判断によるものだ。

ここまで書いたが、今日はイマイチ眠気が来ていない。やはり、眠れぬ夜のブログの執筆は、睡眠薬との相乗効果を期待できないのか。ただ、個人事業主としての仕事を捗らせられるようなオンライン授業スキルは、確実に磨かれていて、昨日は、iPadとディスプレーと外部カメラで、新しいスタイルの授業が成功。会社に所属しない「ブチ抜く力」は、今もなお継続中!

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