トントン拍子に決まった引越し。突き動かされるかの如く、入居日が決まり、4日後には鍵の引き渡しとなった。確かに、オーナー側としても、早く入居者に住んでもらい、1日分でも多くの日割り家賃を払ってもらいたいと思っている。私にとって、1回目の大失敗であった不動産選び。そこに言われるがままに加入した「家財保険」。もっと細かく書き綴れば、ただの愚痴ブログとなってしまう程のミスの連続。「知は力なり」という格言通り、特に不動産屋のやる手法というのは、得てして汚くて、結局のところ、仕事の大半というのは。ただ単に貸主と借主の書面の仲介役に過ぎず、目に見える「物体」が動くことがない。つまり、やりたい放題なのだ。
今、ブログを書いている賃貸の家も、今度住むところになった物件も、不動産屋を介さない契約だったため、直接オーナーとのやりとりができる。とても便利だ。今後、インターネットで情報が加速化する中、巷に軒を連ねている「不動産屋」も、過去の産物となるに違いない。いや、そうならなければ、今後に至っても、どれだけ多くのの被害者が出てしまうのか。やはり、考えただけでも恐ろしい。「衣食住」の中で、「衣」の欲を満たす愚かさは知った。「食」を抑えれば健康になれることを知った。そして、おかげさまで、「住」の見極め方のポイントも知った。これは、経験によるもので改善されたこともありつつも、有益な“YouTube動画”を、毎日毎日、繰り返し視聴して得た知識でもある。
やはり、引越しというのは、手間暇がかかる。だから、その間に入手すべき情報であっても順序というものがあり、今は、株式米国高配当株で、月3万円の配当金のゲットの方法の知識を仕入れるより、不動産賃貸仲介のトップセールスマンが語る、支払ってはいけない費用を仕入れる方が優先。ただ、そう思う気持ちが強くなりすぎて、昨晩は、引越し「後」に揃えた方がいい「オススメグッズ」の動画を、コアラマットレス の上で視ていたら、全く眠れなくなった。3LDKから、広いとはいえ「ワンルーム」に住処を変えるのであれば、やはり捨てるべき物と、狭い空間を手際良くメンテナンスする方法を知りたくなる。そうなれば、自ずと気持ちが昂ってしまい、酷く高揚する気持ちが、私の眠りを阻害する結果となった。
それでも、目が覚めたのは朝の9時過ぎで、私としては早起き。ダルサは残りつつ、こうやってコーヒーを飲み、仕事や勉強の集中用ボサノヴァを聞いてブログを書いていれば、徐々に覚醒エンジンがかかって、それが温まってくる。電子黒板を購入して使わなくなったホワイトボードには、常にやるべきことを書いて目に入る状態にして、「一日一食」という文字を筆頭に、その日にこなさなければならない事が列挙されている。今日は、まず、アルバムの中の写真の整理が終わり、今、ブログを書いている。そのあとは、ケースバイケースの予定の切り崩し。自由な時間がたくさんあるというのは、限りある人生においては、多くの面において「メリット」ばかりだ。
強制的にプランが崩されてしまう不可避な事態もある。四苦八苦していようが、我慢を強いられている状態であろうが、彼氏彼女ができた喜びの渦中であろうが、とにかく如何なる状態であろうと、絶対に避けられないものは、「天災」。大雨による熱海市の土砂災害に引き続いて、島根県でも同じように、水が堤防を越えるほどの「越水」が起こってしまった。目が覚めて、このような災害のニュースが飛び込んでくるというのは、朝には「絶対に避けなければいけないこと」なのだが、とりあえず「ブログ毎日更新」が、半年以上続いている情報発信者として、世間のニュースにも関心を持ち、それに対しての自分の考えをまとめなければならない。これを怠ると、日々くだらないツイートばかりしているような「バカッター」のような、「時間泥棒」に成り下がってしまうので、注意をしなければならない。
オリンピックが近づく中、首相は会合を開き、結局飲食店ぐらいしか拘束できないような「マンボー」をするか否かの延長会議をする。東京五輪も大事だが、現在、多くの人たち苦しんでいる静岡県内で、新型コロナの新規感染者が24人出てしまったことも、同じく重く考えなければならない。確かに、政府も「全て」を一律で対策を練ることは無理だとは思うが、国立競技場での観客1万人の感染リスクが「低い」とか、「ゼロに近い」という信憑性のない試算を打ち出して、ぬか喜びをさせることも避けてもらいたい。データという数字は嘘をつかないが、それを発表している「ヒトたち」が出したトンチンカンな発表なのであれば、パチンコの大当たり確率と変わらぬほどのデータとしか言えない。
「避けられない天災」「避けなければならない根拠なき主張」。この両者に共通することというのは、怪しくて悪い不動産屋かどうかを見極められるような正確な知識と経験が必要だということになる。