思考力

鶏肉とソーセージ

昨晩は、今住んでいるアパートのオーナー主催のBBQであった。入居者8人全員を集めてのバーベキュー。こんなイベントがあるのは、今住んでいるアパートならではのこと。オーナーの粋な計らいである。ただ、昨日確信したこともあり、自分は、あまりよく知らない人とのグループで、あまり楽しく馴染むことができないということだ。なんとか、その場を取り繕うとすれど、焦りから、酒だけが進み、気づけば話が耳に入らぬほど酔っていた。周りは、少しぎこちないながらも、打ち解けて話をしているのに対し、その場所にいるのが少し苦痛だというのは、やはり私の社交性の欠如なのだろうか。

私は、千葉に来て、とにかく人格を変えることに専念していた。明るく振る舞うことで、どこかに自分の居場所を確保してみようと思っていたのだ。ただ、やはり根が人見知りなのであろう。自分の中に無理が生じてしまう。近所の人には、とても明るい挨拶をしているのだが、やはり立ち話をするほどの心の余裕というのは無い。仕事でもそうだ。千葉に来るきっかけとなった会社の一年目は、東京での態度と同じで、ムッツリしていたのだが、やはり、自分から心をオープンにしなければ、そのグループでは浮いてしまうことを知った。

大学に入り、大学の夜間部に嫌気がさし、もう勉強の末、天部試験に合格した。その先の校舎では、全くと言っていいほど、友達ができなかった。今思うことは、もっと自分をアピールするために、どんどん積極的に色々な人たちとの交流をすればよかったのだと思う。特に、最近は、そんなことを後悔することが多い。やはり、根っこの部分の性格というものは、変化させるのが難しいようだ。

こんな自分を助けてくれるのかもしれない「在宅勤務」。このスタイルには、私は同調できるはずだと思っている。わざわざ通勤時間を気にすることなく、目が覚めれば、そこが仕事場であり、オンラインの退出ボタンをクリックすれば、仕事は終了。このような自分の性格にマッチした仕事のこなし方というものが見つかるのは、やはり、時代の進歩と革新が行われたからであろう。それならば、十分にその恩恵を受けたいと思うばかりである。

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