夕方に床に就き、目が覚めると、まだ日付が変わっていなかった。そうかといって、今、眠いわけでもなく、このパターンは、明け方に一気に眠気が襲ってくる感じだ。ひねもす暇な私にとっては、特段問題ないこと。一昨日の夕方、自転車で横断歩道を走行中、タクシーとぶつかりそうになり、1時間警察の取り調べで足止めをされてしまった。そんなわけで、普通は自宅まで来てお詫びをすべきだと思うのだが、それがなくて電話で済まそうという魂胆のようだ。やはり腹の虫が収まらなかったので、自宅に来て謝罪するのが筋というものだと言った。
すると、あっさりとタクシー会社の取締役が来て、菓子折を持ってきた。昨日は、そのお菓子をたらふく食ったので、胃もたれを起こしつつも、晩飯がわりになったので一食分ういたかたちになって。5日坊主の牛丼屋のバイト代が、明々後日に入るので、それは問答無用でスイカに入金して、現金を持ち歩かない生活をしていこうと思う。14日にはお金が入り、さらに今月は信じられぬほどの大金が入る予定でもある。8月には考えられないことである。
夏の依存症の時に、ごっそりと売却した冬物の洋服。ブランドものの服やサーフィングッツ、カバンなど。どれも私の商品が目玉商品として並んでいる。それだけ価値のある物だったのだろう。買い取る時には二束三文で、売る時には上乗せして店頭に置かれている。商売なのだから仕方がないとは言え、やはり、この事実を知ると、全くもって自分の情けなさが露呈されてしまう。ただ、これは予想していた通りのことだったので、諦めもつく。
ナマポ解禁の後の動きとしては、グルグルに利息が回っている税金と消費者金融の借金を返済し、綺麗な身になったら、真冬用のコートを買おう。そうすることによって、今年の暑い夏を耐え抜いて、新しい洋服に身を包み、今後の人生を歩み始めたということを深く深く心に留めておきたいと思うばかりである。