仲良くなっていく。これは、対して人間関係でよく使われる言葉だが、昨日の夜は、対して機械、AIに対して遣う言葉となった。いろいろな証券会社や、銀行口座に登録していれば、会員登録していたり、その他様々なアプリ等に所属していれば、当然のことながら、パスワードを入力することになるわけだが、どれがどのパスワードだったのか思い出すことは困難であり、さらに会員IDのような入力まで求められれば、もはや記憶に辿ることはできない。そもそも、それらをメモした物理的な紙があるので、それを紛失したり盗み取られてしまうのであれば、それはそのまま「パスワード」としての機能は無くなってしまうのだ。
そんなことを防ぐべく、パスワード管理アプリの存在を知ったのだが、まだ利便性は分からないものの、使いこなせればかなりのお助け役になりそうだ。少なくとも、私の記憶を追随するよりかは、遥かにマシと言えよう。そして、なかなか踏み切れずにいた、アップルウォッチの初期設定なども基本的なことは動画で学び、今まで手探りだった使用感や操作も、大まかなところは理解できた。パソコンで解説YouTube動画を視聴しながら、スマホとアップルウォッチを同期させて操作するという、アップル信者ならではの見事な連携プレーを達成し、なかなか作業は捗った。
外は、本格的な雨が降っている。もちろん、取り立てて予定など入っていないのだから、私にとっては気温が低くて薄暗い天候だというくらいしか思えないし、洗濯物であっても、この記事を書く前に、すでにドラム洗濯機に服を放り投げているので、大方の洗濯に関する行動は終わりだ。それに、昨晩はどうしても空腹に耐えられず、一瞬だけ車のキーを触りかけたが、やはり事故など起こせるわけもないので、冷蔵庫にストックしておいた野菜と肉をフルに使って、4人前程度の料理を作り、腹に放り込んだ。そのまま眠気がきて眠ってしまったので、この方法はなかなか良いのかもしれない。
ルンバの到着を待ち、床掃除もメカに任せる。食洗機もそろそろ導入したいと思っているし、電動歯ブラシだって欲しい。これを、贅沢品のろうひだとは思っていない。なぜなら、どれも生活のクオリティーを上げつつ、自分の時間と労力を削減してくれるアイテムだし、それによって精神状態が安定するのであれば、安い買い物だと言えるのではないだろうか。別に、アルマーニのスーツが欲しいわけでもなければ、グッチのシャツが欲しいわけでもない。今は、リサイクルショップのオリジナル商品を着ているし、作業着で有名な服を着て、量販店の下着を身につけている。そこに不便さを感じているわけでもないし、耐久性や価格や機能面に関しても、全く問題ないどころか、そちらの方が快適だ。汚れたら、それをウエスにして掃除に使うことだってできる。
しかしながら、車に関してだけは別なようで、車は自分の中でとても大切なアイテム。やはり海岸線をドライブするにあたって、クラシックカーにのってノスタルジックに車を走らせたり、高級外車に乗って風を切って潮風を切り抜けていきたいという気持ちはある。だから、昨日は時間の無駄だと思いつつも、中古車サイトばかりをネットサーフィンしていた。その後に、投資の勉強もしていたのだが、複利効果を実感するには、10年以上かかるだろうから、車に関しては、その効果が存分に感じられるまでお預けにしておいた方がいいのだろうとも思う。それは、当然のことだと思い込むことにしよう。
一昨日から、寝るときの睡眠BGMを、iPadからの安眠ミュージックではなく、プラネタリウム仕様のオルゴールに変えてみた。天井に薄く照らされた灯りと、「君の名は。」のオルゴールの音調の耳障りがとても心地よく、スッと眠りにつけた。寝起きも悪くないし、アップルウォッチの睡眠計測でも、なかなか深い睡眠がとれていたようだ。この調子で睡眠に関しても安定した生活を送りたいと思っているし、私の場合、対人関係という極めて面倒な呪縛のような息苦しさから解放されているとも言えるので、睡眠という双極性障害における大きなハードルを解決することは、何よりも大切だ。そして、今朝のフラッシュバックは多少軽かったし、睡眠のリズム周期に関してのケアを、常に気に留めておけば、ここ最近の強い過去への怨念のような「呪縛」からも、少しは解放されるのだと思う。