思考力

心の中の皺

最近、朝、目が覚めると、一気に悪い記憶がフラッシュバックする。夢も、あまり良いものとは言えない。前回受診の時に調整した眠り薬が、長く効くタイプだったようで、悠に10時間程度は眠っている。ただ、現在は、ナマポニートの状態であるから、起きた時間が朝という、大変恵まれた環境で、とてもゆとりある生活を送れている。

しかしながら、こうやってブログを書いている時にも、消費者金融の借金は、雪だる式に利息が膨らんでいるわけで、この鬱屈とした気持ちに拍車をかけている。昨日あたりから、ハローワークに行くのではなく、ネットで仕事を探しているのだが、やはり、公務員が事務処理的に求人応募の手伝いをするより、民間の斡旋企業を仲介役にしたほうが良さそうだ。何せ、公務員は座って事務処理をすれば給料が入るのに対し、企業に属している会社員は、歩合制であるのだから。そのような意味で、後者の方が、具体的かつ必死になって仕事探しに乗り出してくれる。

やはり、資本主義社会では、カネがモノを言うことは事実であり、カネを回すことで社会全体が活性化するのだ。だから、私のように、心的な外傷の過去のトラウマに縛られている時点で、閉塞化し、低迷の一途を辿る社会からは、爪弾きにされてしまうのが、現状なのである。よく、いじめが原因で、命を断つ人がいて、その事実を現場にいる多数が否認したり、証拠不十分として第三者が介入しないことが多い。これは、カネは絡んでいないが、大問題であるというのに、やはり一人の人間が苦しんでいることに、カネは回らないから、事実上は無視されたことになる。とても恐ろしいことだ。

いつか、今の自分を笑えるような自分がいて、いつか浮き上がる日が来ると思う。ただ、このような主観的傷跡に同情されることはなく、それは、個々人の胸にしまっておかなければならない問題となるのだ。やはり、その人の抱えているPTSDというのは、奥が深いと言えるのだ。

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