仮に、今の借金や生活困窮問題に終止符が打たれたのであれば、それで心の曇りは晴れやかになるのだろうか。実際、今の自分を徹底的に苦しめているのは、経済的な苦しみであり、この部分が解決したら、生活に対する不満が大きく減ることになる。キレイゴト抜きにして、債務整理や自己破産をして、やはり借金は帳消しにしたいと思っている。ただ、自分の怠惰な生活が生み出してしまった借金であるから、当然のことながら、自分の力で人生を取り戻さなければならないと思っている。
昨日の学習塾の採用面接は、快心の出来だった。採用監督者との話にも花が咲き、1時間以上、ずっとこれからのお互いのビジョンなども語り合うこともできた。ただ、現在、私が住んでいる外房から、昨日の面接の会社を職場にするには、徒歩を伴う乗り換えが3回程度あり、実際に通うのは現実的ではない。引越しの資金など確保できない自分は、やはり「依存症」という蟻地獄に落っこちてしまったことに対して、酷く落胆してしまう結果となる。こんな経済的窮地に立たされている時に、極めて貴重な職場を得られそうだというのに、お金がなくて断念しなければならないというのは、とても残念だ。
このご時世、仕事を休みたいと思っていながら、自分の身を粉にして労働をしている多くの人がいる中、私のように仕事に飢えて、血眼になっている人もいる。やるべきことを後回しにしてしまった、この1年間の代償は、私にとっては酷く大きい。ただ、最近、このブログでよく書くことだが、毎朝、目が覚めて、シッカリと思考力を働かせて文章を書くことで、じわじわと自分の考えが固まりつつ、自分の意見を言う時にも、根拠を伴った状態で回答する術も覚えた。昨日の面接も、それが功を奏したとでも言えるのかもしれない。
スクセスストーリーにピンチは付き物だが、その窮地で何をしていたかというのは、その後、突き抜けるためのジャンプ力が物を言うはず。私は、文章を書くことで、その力を蓄えつつ、発揮できる経験値を貯め込んでいるのかもしれない。自信のあるフリをしている人も多い中、感情に支配されず、客観的かつ俯瞰的に物事を視て、正しい知識を持っていようと思う。