思考力

RE:FUSE

明日は、東京へ行くので、今のうちにブログを仕上げてしまおう。とはいえ、明日は、マッチングアプリの女性と会う約束をしてたのだけれども、相手側の都合が「あーだ。こーだ。」と言って、全く煮え切らぬまま、こちらが東京へ行くのが月に2回だと、先が見えないと言い出して、会うのはキャンセルとなった。もちろん、業者やサクラや、勧誘や投資の誘いではなかったことは、メッセージのやり取りから理解できていたのだが、やはり、相手側の都合で、こちら側の都合を配慮できないような人と繋がるのは、まさしく時間の無駄だ。

今日は、そんなこともあったし、久しぶりに車を南へと走らせてみた。最近は、ずっと自炊ばかりだったので、こってりとしたマックのハンバーガーをドライブスルーで頼んで、ポテトを頬張りながら、自分のお気に入りの最南下したところにあるパーキングで、スケボーを蹴った。実は、昨日、粗大ゴミの日に、一本スケボーを処分しつつ、大きなパーツも処分した。実際に海でスケボーを走らせようとしたときに、フリーマーケット状態で板を並べて、どれも中途半端に乗っていると、集中力が続かず、イマイチのスケートになってしまっていた。だから、8本もあったスケボーと、大きなパーツを断捨離し、さらにもう一本は、リサイクルショップにて売却した。ただ、それでも多い。凝り性で飽き性であることは、大いに認めるが、ほとんどのいたは、中古の板で、パーツだけを抜き取るだけのために購入したから、一部のパーツを付け替えてしまえば、もうオブジェと化してしまうのであった。

実際に、インテリアとしてスケボーラックを購入して飾ってはいるが、マックスで三枚までしか収納できず、残りは車に入れっぱなし。それならもっと本数を絞っていかないと、浮気丸出しの軟弱ナンパ野郎になってしまう。とはいえ、パーツ取りに使った部分を、レギュラーメンバーに加えると、とんでもない動きをして、自分の想像を遥かに超えたカービングをするときに、何やらとても強い達成感を得られる。ただ、もっと本数を減らして、せめて4本くらいにして研究を重ねていきたいものではある。

久しぶりの運動と、久しぶりのジャンクフードで、お腹が緩くなってしまい、帰りの道中で、4回も排出してしまった。ストレスと同じく、相当な宿便をしていたのだと思う。「腸は第二の脳」なんて言われているけれども、まさしく自分の中で燻っていたつっかえが、今日の滑り込みでスポンっと抜け、潮風が体に吹き込んできたら、精神共々、肉体も解放されたのかもしれない。もちろん、たった一回で健康になるわけでもなく、体重計の目盛りは、昨日と同じであった。現実はやはり甘くない。

帰り道のリサイクルショップで、なるべく避けていたサーフボードのコーナーをゆっくり見ていた。リサイクルショップは、目利きのスタッフもいないし、サーフグッズのみを商品の対象にしていないから、破格の安さのボードがたくさんある。自分が大学生の頃に、14万以上した板などは、もう1万円もしない価格だ。もちろん、時の経過とともに、板は日焼けをしていて、この板も前のオーナーの部屋から追い出されてしまったのだろうと思った。

そんなことを考えながら、海沿いを走り、なるべく避けていたサーファーの波に乗る姿を見たくなり、波乗り目的の駐車場に車を停めると、あまりにも波がぐちゃぐちゃで、サーファーは、入っていなかった。ここに、サーフィンの難しさがある。大学生の頃、気合を入れて夜明け前に車を飛ばし、海についても、全く波がなかったり、逆に前回のオリンピックの決勝のようなハードコンディションとなっていることだってある。そんなことを考えていると、サーフィン練習用のスケボーというのは、つくづく便利だと思っているけれども、仮に、今、自分が再び沖に向かってパドルアウトしたら、どんな世界が広がっているのだろうかと胸がざわついた。頭に少しだけよぎった「サーフィン復帰」というワードが、今も少し頭を支配している。

どうせ、明日になったらどこかに吹っ飛んでいるような気まぐれなのかもしれないけれども、家から数十分のところに海があるという、とんでもなく恵まれた環境で、再起できたらと思うと、気持ちが少しだけサーフィンに傾くのは、事実だ。明日、自分の主治医と相談して、今後のこととか、フラッシュバックのこととか、マッチングアプリのこととか、なんだとかかんだとか。自分の千葉での生き方を知っている床屋の店主に髪を切ってもらったので、明日は、自分の主治医と相談と雑談をしに行こうと思っている。

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