現在、朝の5時半。もう、とっくに起きていたのだが、腹が減って腹が減って、これ以上眠れると思えず、とりあえず起きた。同じアパートに住む大工の若者は、4時半には車のエンジンをかけて出て行った。その時に、少しだけ食べ物を分けてもらおうかと悩んだが、彼は、私が悠々自適生活を送っていると思い込んでいて、羨望の眼差しを向けてくれている。だから、さすがに呼び止めることはできなかった。
昨日は、向かいに住む老夫婦の奥さんと、久しぶりに話す機会があった。とてもシャイな人なので、私の気配を感じると、すっと背中を向けて家に入って行ってしまう。まるで猫のようだ。ただ、昨日は呼び止めて、遠回しに食糧をいただこうと目論んでいた。2ヶ月以上、話をしていなかった。すると、話に花が咲き、ずっと立ち話をしていたのだが、やはり私の顔色には血色がなく、随分とやつれてしまっていたそうだ。それはそうだ。毎日毎日、ブログで金がないと愚痴愚痴言っている訳だから、そんな自分から覇気が出るはずはない。
今、フードバンクでいただいたインスタントラーメンを、もつ煮込みを沸騰させてブッコミ、即席味噌ラーメンのような得体の知れないモノを食べた。悪くはなかったとはいえ、やはりラーメンともなければ、もつ煮込みでもない味の不気味な味。今、こうやってMacのキーボードを弾いていても、誤変換やタイプミスが多いほど、頭はグラグラとするばかり。やはり限界だ。今日、2回目のフードバンクを頼もう。そして、もうギブアップだ。1人でいたら死にそうだ。入院しよう。
小鳥のさえずりがきこえる。カーテンを開けてみれば、もうすっかり陽が照っている。今日は快晴になるようだ。それにしても、こんな時期なのに、残暑が残っているようだ。これから一気に気温が下がるのであれば、果たして生き残れるのだろうかと不安になる。大丈夫。何とかなる。そう考えられた者こそが、生き残ることができるのだ。