思考力

軸を守るときに

「春眠暁をおぼえず」。誰が考えたのかわからんが、とても核心をついた格言だと言えよう。そもそも、現時点での私の睡眠状態は最悪で、睡眠の不安定さからくる、謎の体調不良の記事が多くばら撒かれて続いている。このような誰にとっもどうでも良い記事で全く有益でもないような文章の冒頭で、風に任せた凧のようなフラフラした文章を綴る発言をすることは避けて、前向きでポジティブで内容のある記事を書きたいものだ。少なくとも、この記事は、何度も書き直した得体の知らない文字の羅列の列で、今、こうやって覚醒した状態で書くと、とんでもない文を撒き散らしただけであった。酒を飲んでいる訳でもないのに、思想を思いっきり重ね合わせてブチまけたような文章は、絶対に避けねばならない。

今日、ある会社との採用試験の面接で、見事に採用を受け取ることができた。このブログの広告収益だけで生活しているだけのカツカツの生活から抜け出すにはちょうど良いタイミングであり、このタイミングは、ちょうど良いどころか遅すぎるタイミングと言えよう。ただ、自分の中で、このブログ生活を2年以上続けられたことは、やはり自分にとっての心の肥やしになっていて、抽象的に考えているだけの事象である物事を、積極的に文字として可視化できるだけの力がついた。こればかりは、多いに自分を褒めてあげたいと思っている。自尊心に慢心することなく、これからも頑丈な文章と自己研鑽を怠らないようにしたいと思っている。

書くという行為には、必ず責任が伴う。それを「論証責任」というのだが、誰ともなく機関銃のような弾を発泡するだけであれば、それは間違いなく暴力である。最近では、そんな暴力行為がSNSなどで多く拡散しているが、そんな野蛮な人に対して、野蛮な言葉をかけて攻撃するのも、なかなか自分の自尊心が低くなっていることを示してしまっている。やはり、自分の言動には責任が伴うのだということ、常に理解していなければ、自分の人生までさえ下らない心になり過ごししてしまう。自分だけの世界に囚われることなく、必ず自分自身の確たる「軸」を持っていることが、発言するもののマナーなのではないだろうか。

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