思考力

小鳥が鳴く前に

白米を食べると、身体から元気がモリモリ出るというのは必ずしも正しいというわけではない。一時的に元気になれても、糖質のカタマリを食べているわけだから、脳味噌からドーパミンがドバドバ出て、やがて体内で分解される。それが、結局は「体調不良」の原因となるわけだから、現代人の肥満や肉体的疾患などというのは、周りに回って、過去の誤った固定概念のツケがグルリと回ってきていると言えよう。もはや、健康に関心がある人であれば、炭水化物と糖質の危険性と、一日一食がもたらす弊害を理解していない人はいない。

現在、サーフボード ばかりではなく、ウェットスーツや小物類などをことごとく売却し、「ナマポ」の調査に備えている私にとって、腹持ちがいい食事というのは、欠かすことができず、ここまで極貧な人生のルートにポッカリと穴が開いているとは想像だにしなかった。こんなドン底経験を乗り超えられた後には、自分の生き方をどのように改められているのだろうか。その先が、明るい人生の方向へ繋がっているのならば良いのだが、万が一、道がそれ以上続いていないとしたらと考えると、酷い恐怖に包まれるのである。

今、小鳥のさえずりが聞こえ始めた。深く眠った割には、短時間だった今日の睡眠。まだ夜明け前の時間からこのブログを書き綴っていたが、のめり込んで書いていれば、なんて事はなく、あっという間に時間など過ぎていくものである。こんな感慨浸っていたとしても、私個人の問題などというのは、ロシア初の世界恐慌に比べれば、影響力など全くないわけで、誰かからの同情を買うなんてことより、日々一歩ずつの生活を食いつないでいくことの方が、よっぽど大切であるはずだ。

家にいる時間を充実させる。シンプルな暮らし。もはや、自分の部屋に売却できるものがなくなった。これは、ミニマリストとしての生活と同じようなものであり、誰かに遠慮することなく楽しみながら生活していこうではないか。なんと言っても、私のことを恥ずかしいと思っているのは、他ならぬ自分自身であり、他人には私を揶揄する時間や余裕すらないはず。人間、他人のことなどどうでも良いと思っているのだから。仮に、誰かからの悪い囁き声が聞こえたら、ただの水の音だと思えるような心の広さを持っていたい。

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