思考力

BigがLittleに打ち負かされる。LargeがSmallにやっつけられる。

「ルベラルアーツ大学 両学長」。マッチョなライオンが、トレードマーク。発信者が、マッチョなライオンという愛らしいキャラクターで演出されているというのは、なかなか面白く微笑ましい。両学長が出版した「お金にまつわる」書籍は、普通のベストセラービジネス書の“8倍”の速度という驚異的なスピードで売れている。やはり、10年前には確固たるポジションなど得られることはないと思われていた、YouTubeというプラットホームで活躍する希少価値の高い情報の発信者の書籍には、多くの人の関心が寄せられるという“factfulness”が、如実に示されている。

私は、学長の書籍は、ほぼ発売日と同時に購入した。ここまでのベストセラー本になるとは思ってはいなかったが、学長の出版する本に価値がないわけはないという事は、予め十分に予測していた。本日の朝の動画は、今日は予告なしの「ゲリラLive」を配信。YouTubeの登録者数が、「100万人」を突破すると「金の盾」という大きなプレートが贈与されるそうだが、顔出しをしないリベ大のLive中の画面には、その盾が堂々と映し出されている。なんでも、毎日の有益な動画を視聴しつつ、過去動画を遡る時間がないという視聴者の声が多く、今後しばらくは、動画のアップロードの頻度を下げるそうだ。

金融リテラシーを上げることを目的とするチャンネルであり、学長はすでに「完全FIRE」を達成している。おそらく、そこからさらに資産を増やしていくことも十分可能であろうが、少しでも日本人の金融知識が上がればいいと考えており、出版した書籍の印税を一銭も受け取ることなく、その書籍の紙の質を上げたり、本の価格そのものを下げることに、印税を回しているという。身を削るような“GIVER”は身を滅ぼし、お互いの価値を高め合えるような“GIVER”は、一番いいポジションにいられると言われるようになったが、「お金」に関して厳しく客観的な考え方を持っている学長は、私からは考えられないほど後者に当てはまる“GIVER”なのだと思う。

The Road to Success is Always Under Construction road sign

学長の目標は、経済的自由を手に入れた視聴者たちと「モルディブオフ会」をすること。人と盛り上がることが大好きで、物腰の柔らかい話し方からも、人柄の良さがよく伝わってくる。ただ、仮に私が「モルディブオフ会」に参加できるとしたら、コミュ障丸出しで、モルディブ発の船の停留所付近で「リモート参加」して、いつでも帰国できる状態にするかもしれない。それがユダヤ人の小話『難破船と3人の乗客』の難破船だったら、資産よりも己の身を滅ぼしてしまう。私が最も苦手とする「ワッショイワッショイムード」になったら、せめて飛行機で帰ろう。その後の節約モードを忘れず、帰りは「エコノミー」で帰国する。

そんな洒落から始まった今日のブログ。あえてBGMは、「モルディブの癒しの波音&ボサノヴァ」。やはり、Jazzボサノヴァを聴きながらのブログ執筆は気持ちが良いもので、しかもそこに波の音が混じるので、リラックスしてMacを弾く指の動きも滑らかだ。やっと、ダウンジャケットを着なければ眠りにつけないような原因不明の「寒気」からも抜け出したようで、今日あたりには、冬物のコートや毛布と一緒に、ダウンジャケットもクリーニングに出そうと思う。この日のために捨てずにいた「冬物クリーニング半額クーポン」も、やっと出番がきたようだ。

Empty hammock in the tropical beach in the Maldives at sunset

Young woman in spiritual pose holding the light in front of mountains

昨晩は、日付跨ぎで音声動画のアップロードをし、その後は、その余韻なのか少し興奮気味で寝付けず、その日のレコーディングした自分の声を子守唄にして、眠りに就いた。少なくとも、眠りに役立つBGMが、自分の「ありがたい話」であるのなら、自分にとって少しは良いことをしたわけなので、その音声動画が、約1時間でも問題なかろう。全て聞いてくださるような「変態レベル」の人はいないとしても、自分自身が再生し、まさに自分の夢の中で夢見心地で聴いたので、私が「変態」であることには変わりはない。

Tropical sunset with a hammock.

最近では、両学長の他にも注目している人がいる。2ちゃんねる創始者の「ひろゆき」さん。「論破王」という異名を持つ彼が、スーパーチャットの投げ銭のような形で、視聴者からの質問に受け答えをする動画は、とても面白い。軽く酒をひっかけながら語る話は、時に軽快であったり、時に名言が含まれていたり、さすがに言い過ぎではないかとツッコミを入れたくなったりするような発言もある。だから、私の昨晩の音声アップロードが、ひろゆきさんのマネをした「赤ワイン」を呑んだ後の独りトークであったため、酒の力によって語られた、1時間程度の尺の「寝る前の寝言」となってしまったわけだ。酒が脳ミソを騙して、女の子に告白したり、口説いて一夜限りの関係になったりすることもある。こう考えると、夜な夜な自分を自分で口説いたということになるので、完全なる自慰行為をも言えよう。

異性が寄ってこない雄の脳の構造を論理的に理解しているのか、冴えないオスの脳ミソに「酒」を流し込み、財布の紐が簡単に解けてしまう理論を巧みに操る。そこを突いた「キャバクラ」という店の特性とシステムは、実に「見事」としか言いようがない。両学長であれ、きっちりとした支出管理と節約に倹約を生きがいとしている社長であれ、節税の鬼と化して税理士並みの知識を持つ会社経営者であれ、口を揃えて、「人生で一番高い物はキャバクラだ」と言う。「オマエはどうなんだ?」と言われそうだが、過去のデータを抹消している私は、政治家並みに「記憶にございません」と言い張る。毎日、ブログを更新しながら、新しい自分に生まれ変わっている。だから、新しいパソコンにしたら、データのバックアップが消えてしまった状態なのだとでも言っておこう。ただ、Apple信者の端くれである私の心の空にある"iCloud"には、まだ保存されて残っているのかもしれない。

売れっ子の「嬢」は、自分の「美」に加え、お金が増えまくる無限ループのようなコツを熟知していて、ハーバードビジネススクールであっても教えてくれない「トーク術」と「営業力」に長けている。昼に店外デートに誘うことに成功すると、夜の酒の麻酔が切れて店内の暗い照明が太陽の日差しに挿し変わったときに、意外にも容姿がいいとも思えない「嬢」もいる「らしい」。「らしい」。「らしい」。「らしい」。とりあえず「らしい」を連発しておこう。データは雲の上にしかない。アップルの個人情報を守る機密性は高いはず。あくまでも「らしい」と言い張る。

男性の本能として、道徳的に女性には失礼なことを書き綴ることになってしまうのだが、生物学的な観点において、女性の魅力の多くは、やはり「若さ」に基準が置かれる。あくまでもこれは生物学的観点の話。感情論などは、差っ引いての客観的データに基づく事実だ。若い雌ほど子孫を繁栄させる能力があるとオスは判断し、スッキリと腰がくびれた女性の方へ男性の目線が注がれてしまうのも、その女性が子孫を腹に抱える能力が高いという動物的本能。また、髪は女性の命とも言える象徴ゆえ、長くサラサラなメスは、それまでの長い時間で健康をキープできたとオスに判断される。何度でも言うが、これは生物学的な事実。そこに道徳的な価値基準を混ぜる事はできない。どんなにキレイ事を言い張っても、動物的には「若いメス」を求めてしまうのは、どんな年齢のオスであっても、抗う事はできない。ただ、かなり偏った「性癖」を持っている人は、ある意味でモテモテの希少価値の高い人として、中高年の多くの女性から繁殖活動を求められるのかもしれない。

人生というワインディングロードを、バランス良く安定して駆け抜けるためには、やはり科学的に認められた最新のデータに裏付けされた“fact”を正しく理解していなければならない。例えば、オーガニックだから「安全」「安心」ではなく、野菜を選ぶ基準は「大きさ」で決めるという新しい判断基準が生まれた。しかも、小さい方の野菜を選ぶことの方が、多くの栄養素を摂り入れることにつながると判明。野菜の栄養価という枠組みの中の世界では、「大は小を兼ねる」ことは、意味をなさないことになる。これは、科学的データに基づく"fact"であり、今までの常識や固定概念を「枠」を大きく変化させる結果につながる。では、八百屋やスーパーで大きな野菜が高値で売られていたときに、全く同じ野菜であれば、積極的に小さくて価格の安い方を選べば良い。この事例一つとっても、私の運営する思考力養成予備校の「共育理念」である「常識からの逸脱」や、私のブログのテーマとなっていることが多い「正しい知識を得る」ということに繋がってくる。

「コレをどうぞ」と言ってさし出された物に「価格」がついている場合、その品物の相場を知っているのかどうか。さらに、その商品が「現在」の自分にとって必要な物なのだろうかを、常に意識して生きることが極めて重要。昨晩、ワインを飲みながらポチった「メルカリ」のワークキャップ。「コレ」は「現在」必要なのか。「必要」。「絶対必要」。そう思い込む。赤ワインのせいではない。理性を失っていたわけでもない。仕事に必要な道具だ。そういえば、最近、動画で顔出ししていないから必要ではな………、イヤ、必要な出費だ。

 

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