思考力

冷ややかに迫る

昨日、エアコンの設定方法が分かり、快適温度を調整することができた。今までは、部屋がキンキンに冷えたら、スイッチを消し、また蒸し暑くなったら、スイッチを入れるという、非常にめんどくさい温度調節をしていた。ただ、昨日は、色々とリモコンを操作している時に、「ツボ」となるボタンを押すことができて、今後は、一定の温度をキープしたまま過ごすことができる。

安心して、適温で眠っていたら、何やらとても寒い。エアコンを消しても、扇風機の風で、寒さを感じるほどだ。気づけば、今日の気温は、久しぶりに30度を下回るようで、今は、かなり強い雨が降っている。買い物に行く時以外は、外の気温などというのは意識していなかったので、お天気アプリなど見てはいなかった。外出が、数十分の私にとって、この酷暑の中の天候などどうでもいい。ただ、今日のような気温の下がり方は、予想してはいなかったので、かなり戸惑った。

明日も、いつもの酷暑よりも8度も低い状態で、雨も降るようだ。奇しくも、明日は、東京の病院まで行って、薬をもらいに行かなければならない。なかなか運に見放されている。昨日は、消費者金融からの督促の電話で、「裁判所」というワードが出てきてしまったので、かなり焦っている。消費者金融の督促の電話が、これほどまでに心臓に負担がかかるとは、予想だにしなかった。支払いが終わったら、一生付き合いを断つ。当然だ。

そんなこんなで、仕事も探している最中なのだが、20年以上の職歴をもつ「塾講師」であれ、正社員や専任講師の求人は、あまりない。あるとしても、外房の田舎から通うには距離があり、最後に通勤していたブラッキーな会社の時のように、体を壊すことが目に見えてわかる。とはいえ、時間講師として勤務したところで、社会人が望むほどの仕事をもらえる可能性は低く、この業界特有の、同業他社との兼業禁止の状態では、なかなか生活費を賄うことはできない。もはや、ギャンブル漫画『カイジ』のように、強制的に地下で労働させられても文句は言えなさそうだ。

現在、多くの転職求人サイトに登録しているので、山のように応募を促すメールが届いてくる。しかし、私くらいの年齢の求人というのは、大体が肉体労働を強いられるような仕事しか残っておらず、仮に、腰を悪くしたら、もはや再就職ができないような職業だ。ただ、消費者金融の取り立てから逃れるためには、贅沢は言っておられず、やはり自分のやりたいことを犠牲にしても、今までの職歴とは、畑違いの仕事をしなければならない。

昨日、社会福祉課に行って、相談に乗ってもらった。最後、別れ際に、「痩せましたか」と訊かれたのだが、うちには体重計は無い。もし痩せたとすれば、やつれただけなのであろう。なかなか窮地に立たされた状態だ。切り抜けられるのだろうか。かなり不安である。

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