思考力

リーダーと個の選択

現在、私を含め、なかなかウダツの上がらない生活を送っている人たちが、何をすべきなのかを考えてみよう。そのようなネガティブな生き方を、通り一辺倒に生きていたとしても、ただの惰性で生きているだけなので、その道が一気に明るい展望を迎えるかといえば、なかなかそうでもない。成功が掴み取る人ポジティブなマインドというのは、やはり、普通の結果を出す人よりも光る何かを内蔵しているわけであり、そのような「成功マインド」が、自分の考え方といかに異なっているかを考え出さねばならない。

先輩後輩、上司部下など、色々とグループで何かを成し遂げようとするときに、そのチームのメンバーのリーダーが、いかに振る舞うかということは、大きな問題となる。やはり、付いていきたいと思われるリーダーの元では、チーム全体の士気が上がって、ここのパフォーマンスが上がるわけだから、当然、リーダーシップを取る人というのは、自分の中の価値観を「成功マインド」として持っておかねばならない。

誰かに命令を一つするにしても、まずは自分で動くという姿勢ももっている。また、部下が致命傷を負わないような叱り方もできる。健康にも気を遣いつつ、ムダな争いを好まない。軍資金のバランスも取れていて、チーム全体の安定感が良い方向へと流れていく。人は、たった一人では、自分の最高のパフォーマンスに限界があるが、ともに目指す目標が同じで、その者達が共に支え合い連帯するときに、その個は、自分を超える何かを発揮するのである。

もちろん傷を舐め合うような関係ではなく、一定の距離感を保っているというのが条件ではある。群れを成さないで生きるということも同じくらい大事なことであるのだから。その集団でいるか個でいるかということの判断は、どのグループに属するかというのと同じくらい大切なことでもある。こればかりは、経験と自分の性格、インスピレーションによるものであるから、一概にコレだという攻略法はない。しかしながら、現状が振るわない状態なのであれば、やはり自分の行動様式をエンカさせていくことが、最も大事なことである。

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