思考力

足踏みをして足枷を外す

依存している時間を短くする為に、自分なりに他の趣味の没頭を目指している。釣りをすることは、その最たる行為であり、時間や場所を依存の対象から物理的にも時間的にも遠ざけてくれる。よく考えることだが、もし、依存などせずに、その時間を資格試験や就職活動に当てていたらという後悔の念に苛まれることもしばしばだ。これが、依存症患者たちの一番の悩みである。無限の可能性を秘めた自分が、あっさりと依存の魔の手の上で踊らされることになる。

話を具体的な方向へ戻すと、今日も釣りに行けば、4日間連続の釣りになる。ただ、いつも帰宅してから依存の対象へと進んでしまうので、あまり良いことだとは思えないが、それでも自分の中で歯止めをかけられるなら、今日も釣りに行こうと思うのだ。物理的な壁を作りつつ、意識を高く持っていれば、必ず依存の壁を打破できるはずだ。これが正解という生き方などない。自分の中で足踏みをしたことをも、自分の中の糧にして生きていこう。

自分が、真の自立をするとき、いわば対象の魔の手から抜け出せたときに、自分ができるようになることを考えると、ワクワクする。そうだ、この感覚こどが、自分の求めていることだ。依存を打破してやりたいこと。頭に溢れ出てくる。依存をしている時のアドレナリンの方が今は強いが、やがて、他の趣向対象や具体的な趣味の没頭によって、意識を逸らせられれば、私は、さらなる集中力で物事に取り組める。今までの重い足かせは取れるのだ。

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