思考力

誇りを糧にする

先日、処方された「眠り薬」が、余りにも効きすぎているのか、異常な眠気で、しばらく15時間くらい眠る生活が続いている。今日も、いったん覚醒してゴミ捨てに行ったものの、ヒーリング系ミュージックを聴きながら再度寝落ちして、現在、昼前にブログを書いている。やはり、この暑い中、車がなく、自転車での移動のせいだろうか、一日中、体がぐったりしていることが多く、また、ナマポ状態から果たして抜け出すことができるのだろうかと不安な気持ちにもなる。

起きている間は、とにかくYouTube。自分より苦しい人、自分より貧しい人、自分より惨めな人の動画を観て、自らの苦しみを中和させようと必死になっている。気持ちは、明らかに鬱に傾いていて、自分の思考が泥沼に吸い込まれていることを痛感する。ただ、私が大学生だった頃の悪魔的な鬱症状に比べれば、赤子くらいなもの。それほど当時の鬱は地獄だった。まるで、治験のようにデタラメな薬を処方され続け、誤審に誤診を重ね、椅子にじっと座れなくなって、体重が3桁に届きそうにもなった。明らかに地獄だ。

私は、鬱を凌ぐために、大学をギリギリの単位で卒業し、就職活動をしなかった。だから、非常勤講師としての職歴しかない。これは、20代、遅くとも30代までは誤魔化しは効く。ただ、40も半ばになると、就職活動をしても、ことごとく不採用通知が届くばかり。社会を舐めていた。今は、起きれば消費者金融の返済金のことばかり考え、それが負のループに入り込むと、一切のやる気が削がれてしまう。無職ニートが鬱状態に入ると、ここまで悲惨な状態になるのかと落ち込んでいる。

ただ、かろうじて自分を支えているのは、目が覚めたら、絶対にブログを書き続けていること。こんな小さなプライドではあるが、これを糧に、自分の人生を前向きに進めていきたいと思う。

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