思考力

孤島で手に入れた自由

今日は、何をしようか。朝考える今日の予定。ずいぶんと贅沢になったものだ。別に、FIREを達成したわけではないので、こんな一瞬の気持ちよく酔いしれているような毎日の状態に甘んじてはいけない。それに、今のように時間を持て余すと、完全FIREを達成してから、自分がいかに友達がいないかを、さらに実感することになるだろう。やはり、一定の負荷を自分にかけるというのは、とても大切なことである。

ここまで自分の贅沢さを書き込んでいながら、実際は、まだ借金がある状態。早めに返済してしまいたいと思いつつ、来月にはそれを完済できるかもしれぬ大きな収入が入りそうなので、今は落ち着いているべき時期だと思い、しゃかりきになって働くべきではないと判断した。もし、来月の半ばすぎに、実際に目標金額を達成できたのであれば、私をずっと引っ張り続けていた重い重い足枷が、ズボっと音を立てて消え去りそうだ。早く、その瞬間を味わいたいものである。

昨日から、淹れたてのコーヒーを楽しんでいる。やはり自分で淹れたコーヒーというのは格別だ。ただ、今日に関しては、スッキリと目が覚めたにも関わらず、その後に襲い掛かってきた急激な眠気に耐えきれず、愛機MacBook Proの画面を開き、その画面を眺めながら、いつの間にかウトウトと目を閉じてしまい、そこからは夢の世界。当予備校オリジナルマグカップが冷え切ってしまうほど、座りながら眠り込んでいた。やはり、睡眠障害との戦いは、この先ずっとずっと続くのかと気が重くなった。

日本の働き辛さというのは、聞くところによると、37カ国中、1位とのこと。全ての悩みは人間関係から生じるのだという考えに基づいて考えると、日本の会社での人間関係のドロドロした関係に、過度な問題があると言える。その原因は、日本人の気質の問題なのか、労働環境そのもののシステムの問題なのかは知れぬが、これを根性論で片付けるのはよろしくないと考えている。腹が痛い人に対して、根性で何とかしろと言っているのと同じだ。個々の原因それぞれを分析し、その対処法を考えていくことこ度が、労働環境における最良の対策ではないだろうか、

このような人間関係から完全に解放される為には、なんだかんだ言っても、企業に属さない生き方という道を選択すべきである。これしか方法はない。言い方を変えれば、縛られぬ生き方。もはや、時代は大きく変化し、新しい行動様式にうまく乗り換えることが必要な時代となったのだ。おそらくこれからは、ほとんどの労働者が、大きな塊に属することなく、それぞれのテリトリーを守りながら労働に取り組んでいく時代に突入するはずである。そして、このような考え方を鼻で笑い、無批判に現状に甘んじているのであれば、仕組みそのものを理解できぬまま、沈没することになるであろう。

私も、企業から離れ、2年経った。そして、千葉に移住して、4年経った。そして、やっと私の思い浮かべていたような生活に近づきつつある。ここまで来れば、あとは自分の生き方に誇りをもって、前へ進むべき時が到来したのだと、感謝しながら進んでいくべきだと考えている。

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