20代は、若くて貯金は、なかなか難しい。30代は、子育てなどで出費がかさむ。40代あたりになって、仕事でも役職につき始め、収入も多くなる。つまり、私くらいの年齢で、大きく貯蓄額に差が出てくる。私は、資産形成などとは程遠い、マイナスの状態。生保という日本の税金で、セーフティーネットに支えられて生活することになった。夢のFIRE生活など程遠い。とりあえず、税金を納めてくださっている日本国民の方々の援助に頼らずとも生活できるような力を要請していかなければならない。
とはいえ、貧乏人の私が、今、拾った宝くじで1億円でも当選しようものなら、やはり金遣いの荒い性分から、どんどん金を使い果たし、結局は破産してしまうのが関の山だ。中卒で、億の資産を築く人もいれば、私のように何不自由なく大学を卒業させてもらいつつナマポ生活に陥ってしまう者もいる。この世の中、前者になるのは難しくとも、後者になるのは容易い。もちろん、簡単にプライドを捨てられればの話ではある。今は、後者の状態から早く抜け出すためにも、ナマポを脱出し、自力で稼いだ資金を貯金に回せるような体質をつけるため、質素で小さな暮らし方を身につけようと思っている。つまり、贅沢は「悪」なのだ。
ただ、今の私には難しいことではあるが、この状態の劣等感を逆手にとって、プラスのベクトルに変換できはしないだろうか。私は、特に上下関係を苦手とする。それならば、上下関係を気にせずとも生活費を賄える仕事をできないだろうか。今の時代なら、一昔前より結構簡単にできる。むしろ、これからの生き方というのは、個で活躍する時代になるのは明らか。それならば、こうやって、細々とブログを書き綴ることができていることも含め、個で活躍する道を、どんどん開拓していけば良い。SNSは、現代人のリアルな偏差値のようなものだ。うまく活用しない手はない。
貯金でお金が増えないことに気づいた人たちが、堅実なインデックス投資を始めているように、企業に務めるばかりが危険なのではないかと気づき始めた人たちが、どんどん「個」の働き方へシフトチェンジしている。今まで、投資はキケンだとか、企業についていけないのは怠け者だからだという考えそのものが、危険で怠惰な生き方だと考えられる時代が、確実に到来する。今の私は、ナマポ。それならば、十分に戦略を練って、今後の人生の土台を確固たるものとして人生のリスタートの準備時間としようではないか。