今日も、12時間以上は、悠に眠った。明け方、覚醒し、ゴミ出しをしたら、まだ眠気が残っていたので、再度寝て、また覚醒したら、何やら無気力感ばかりが募って、再々度寝た。かつて、鬱状態だった時と同じような状態なので、今も、鬱状態に向かっていることは、間違いない。私立高校を出してもらい、2年も浪人させてもらい、私立の大学を出させてもらい、定職にもつかなかった自分。今まで、お金に苦労しなかった私は、今や、両親がいなくなって、宙ぶらりんの状態になったら、このような鬱に向かうことになった。
今、起きている時間のほとんどを、YouTubeを観ることに費やしている。サバンナの弱肉強食の動画や、ボクシングのKOシーンなどは、ことごとく自分の闘争本能を掻き立てるのか、まだ自分が大丈夫なことを確かめたいのか知らぬが、よく閲覧する。また、障害を持っていても、果敢に人生を充実させようとしている人の勇気ある行動を観るのも、やはり自分の生き方を見つめ直したいから観ているのだろうか。少なくとも、下らぬゲーム実況のような動画を観てはいないので、YouTube閲覧の目的は、自分探しの旅ともいえるのかもしれない。
中卒で栄光を掴んだ者。東大卒でニートになった者。もちろん、このような対比的な人生というのは、とても面白いとはいえ、特殊な人生だからこそクローズアップされるわけで、大抵の場合、人生の図式というのは、大方の予想通りの展開となる。私は、特に自分の年齢を意識してはこなかったが、このような経済的にボロボロになった今、とても自分の年齢を深刻に考えるようになってしまった。職安に行ったところで、大した職業の求人などはなく、それこそ千葉の外房というエリアでは、あまり職種は言えないが、誰でもできるような仕事しかない。私の求めているようなクリエイティブな仕事とは、到底イメージが離れている。
今、ふと東京に戻ろうかという気持ちが出てきた。東京であれば、そのような専門職が多いだろうし、大卒だからこその仕事だってたくさんある。もう、若くはない。自分の人生を、もっと深刻に受け止めなければならない年齢となってしまった。大丈夫なのであろうか。不安ばかりが募ってくる。とりあえず、危機的な状態は、継続しそうである。