思考力

ルパンに賛成

昨日の夜。トイレに起き、そのまま二度寝する時間に、そまま釣りに行った。すでに臨戦態勢はできており、玄関にある道具一式を、車に放り込めば「レッツゴー」の状態だった。誰かと待ち合わせをしていると、その時間のタイマーに合わせて起きることになったり、最悪の場合には、あせって眠れずに待ち合わせ場所へと行くことになる。私が、東京からサーフィンに行っていた時には、後者のパターンが多く、二度寝を避けるために眠らないまま待ち合わせ場所へ到着することとなり、待ち合わせ時間より早く到着することもしばしばだった。ただ、そうなると「せっかち」というレッテルを貼られ、一番最初に家を出て、一番最後に家に着く車所有者が、ボロクソに悪口を言われるという最も不可解で、不快な現象が起こる。

Frustrated young lady sitting on sofa, cuddling pillow, looking away at window. Lost in thoughts unhappy stressed millennial woman regretting of wrong decision, spending time alone in living room.

そんな縛られたレジャーは、もう懲り懲りなので、千葉では「待ち合わせ」という意味のないトラップに縛られることなく、自分の目覚め次第で、ゆったりと自分の時間を楽しめるように、一人で行動している。明らかに、こちらの方がいい。多少の寂しさはあるのかもしれないが、今や「一人カラオケ」どころか、「一人しゃぶしゃぶ」だってできる自分にとって、東京にいた頃の訳の分からぬ「ナカマイシキ」が、いかに愚かだったがが分かる。さんざん利用され、搾取され続けて、捨て台詞を吐いて去っていった輩もいるので、今の快適な生活で「トモダチ」という存在は、単なる足枷にしかならない。

昨日は、トイレに起きた時間と、釣り現場に到着する時間を逆算すると、1記事ブログを書く時間があった。帰ってからの疲労度は、筆舌しがたいほどになる場合も多いので、ササッとブログを書き上げ、心の負担を軽くして、颯爽と家を出た。平日の海釣り施設の混雑状況を気にしながら運転し、夕方には、仕事の打ち合わせがあるので、長くは時間を取れない。だから、午前中で納竿して帰路に着く。その流れをイメージしてのドライブも楽しい。仮に、トモダチでもいようモノなら、ソイツの予定をも考えなくてはならず、楽しみは半減してしまう。

「友達がいなければならない」という固定概念を99%捨ててしまい、自分にとっての友達は、その場で心の底から楽しめる人だけでいいと考え方を変えた。そのような点において、「ルパン三世」のような生き方は、素晴らしい。もちろん「怪盗」することを肯定するわけではなく、やりたいことを心の底から楽しんで、やれるだけやったら、「とっつぁん!あばよ〜!」で終わり。とっつぁんと次に出会えるかどうかは分からずとも、その場で「彼」と楽しめたことは事実だ。友達がいなくても楽しめることなどたくさんあることがわかったし、現場で誰かと仲良くなることの楽しみだって知った。詳しくは、最近のブログを読んでいただければ分かっていただけると思う。

A collection of painted kindess rocks are decorated like colorful insects and lady bugs and arranged together.

昨日の釣り場は、数えられるくらいの釣り人しかいなかった。時折、強い雨が降り、風も冷たい。それでも、施設の人曰く、昨日は釣れる日だったらしく、周りは次々と釣果を伸ばしている。しかしながら、私の竿には全く反応がない。念願のバージンフィッシュは、「河豚」だった。周囲では、大きいサイズのサバやコノシロが、次々を吊り上げられていく。釣り人が少ない爆釣日に、自分だけが釣れていないことが分かると、かなり焦りが出てくる。釣りで、焦りが出てくると危険信号で、特にサビキ釣りの場合、7本程度ある針と糸が絡まると、それを解くのにも一苦労。さらに、その間に回遊魚の群れを逃すと、大きな痛手を喰らう。最近登場した「トリックサビキ」という、特殊な針を使った仕掛けは、簡単にボツできるほど、お財布に優しい価格ではないので、これからは「安価」な仕掛けを多く投入しようと考え方を変えることにした。

本来、二度寝をすべき時間に、ブログを一本仕上げて釣り場へ行き、豆アジとイワシが2匹しか入っていないクーラーボックスを車に積んで、家路に着く時の眠気は凄まじく、その日の大事な仕事の打ち合わせを寝過ごさないよう、あえて家の布団ではなく、車のシートを倒して、家から最も近いコンビニの駐車場で仮眠をとった。それは、大正解だった。車のシートの上でもグースカグースカと深く眠り込んでいたので、仮に、自室の布団の中であれば、5分足らずで副交感神経が一気に優位になって、目が覚めたら仕事の打ち合わせは見送られ、小額からの株式投資どころか、消費者金融にさえ返済が完済していない給料が消えることとなっていた。

50歳を超えてから結婚できる確率は“1%”なんて聞きかじったけど、最近20歳以上歳の離れた女性と結婚したアイドルグループのリーダーならともかく、やはり一般人にとっては、50歳以上の結婚なんて、その程度の確率にとどまるのだろう。私はにとって、結婚というのは「究極の待ち合わせ」であり、既婚という状態は、最もストレスのかかる状態である。「独身グループ」「既婚グループ」があったとすれば、確かに、独り身の私が、誰かのファミリーと共に過ごすということは、ツライものがある。

「類は友を呼ぶ」という有名な格言があり、英語でも「同じ翅を持つ鳥は群れる」という格言が対応している。馬鹿の周りには、馬鹿が集まるとすれば、自分の周りが「馬」や「鹿」のレベルしかいないと感じるのであれば、それは自分がその程度のレベルであることであり、そうなりたくないのであれば、まずは自立できるだけの即効性の高い副業などをして、現状を打破していかなければならない。

時計のアラームのスヌーズ機能に、何度も叩き起こされる毎日を送りながら、いい仕事ができるとは思えない。ただ、会社員時代の私も、スヌーズ機能に起こされていた。でも、仕事が嫌だったからではなく、夜型の仕事が続いていたのに、講習期間中に、いきなり朝型になるなどの不規則な生活をしていたからだ。仕事そのものの満足感は、それこそ非常に高く、仕事にもプライドを持ち、常に高いクオリティーの授業をしていたという自負があった。ただ、目覚まし時計をチラチラ見ながら、イヤイヤ仕事に行き、終業時間までを逆算して手を抜くような仕事をして得たお金で、「幸せ」を買うことなどは、絶対に不可能なのだ。

私は、今、春のジャズBGMを聴き、寝起き音楽テレワーク作業用BGMに切り替え、自分にとって世界最高の自分で淹れたコーヒーを飲んで、ブログを書き綴っている。昨日、このコーヒーがなくなってしまったので、スーパーで新しい粉を買って試してみた。前回の豆の方が良かった気もするが、この味にも慣れていけばいい。別に、選択ミスをしたとしても、カミさんに怒られることもない。心と体を癒す愛の周波数は、妻でなくても、自分の中の生活で創り上げることができる。最近は、本当に、自分の人生が楽しい。

さて、今日のブログも体裁を整える段階へ入った。今日も釣りへ行こうと思ってコマセを買っておいたのに、今日はこの時間になって諦めてブログを仕上げた。ただ、よくよく考えると、別に朝一で釣り現場に行くこともない。試験的に、平日の昼の混雑状況を確かめに行こうかな。YouTubeで釣った魚の捌き方も、かなり学んでいるし、前に住む煎茶の師範のおばあさんも、釣りたての魚を欲しがっている。よし、大量を祈願して、釣りにいこう。

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