「コアラマットレス 」。喉から手が出るほど欲しかった商品。最近の科学研究データは多種多様で、体の不調の原因は、「脳」であったり「腸」であったり。はたまた、「血液」であったり「食べ物」であったり。健康に関する解説動画を見ると、何が身体に良くて、どこを改善すべきかの情報量が多過ぎて、全て実践したらとしたら、もう生きることそのものに嫌気がさして「不健康」になりそうだ。ただ、今までの私のブログの冒頭の「9割方」は、「睡眠負債」に関するもの。そうなってくると、昨日、我が家に到着した「コアラマットレス 」に関する話題が、今回のブログの中心テーマとなるのは当然だろう。
それにも関わらず、いきなり大きく話題が飛ぶようだが、私の知識が曖昧な「世界史」の分野で、主権を握っているのがなのかについて、考察してみる。不況による貧富の格差の矛盾や弊害を突っついて、個人や企業ではなく、国や地方公共団体へ社会的所有を任せ、階級対立をなくし、労働者に取っての平等な社会を作ろうとした。コレが、「社会主義」。ただ、国家のお偉い人たちが仕切りを建てて、全てが「平等」であるという考え方は、違う側面から考えると、どんな傑作を産み出したとしても、それを生み出した個人に「利益」が発生することはなく、結局のところ、この社会主義の考え方は、労働者の意欲を奪う結果となるばかりだった。
では、社会主義の後の考え方となる「共産主義」ではどのような変化が起こったのかといえば、利益を国が管理することなく、全ての利益をみんなでシェアしようという考えにとって代わる。ただ、結局のところ、誰が何を利益を管理するのかが曖昧な「共産主義」が終わりを迎え、その続きとして、個人が資産や財産を持てるようになる「資本主義」という流れに落ち着く。そして、その資本主義を基盤とした現代社会で、我々現代人の多くは生活している。そうなると、いかに自分が効率的に働き、いかに確実な資産を築けるかが課題となる。
労働者が生産する物の価値で価格が決まり、そこに利益が発生するわけだから、その品質と量を上げ、そこから得られた利益が個人に分配され、さらに受け取れる利益が増えれば、ますます個人の労働意欲が高くなる。それが大きなチームとなれば、その組織全体のリターンが大きくなる。だから、個人の費やした労働力で利益が生まれ、経済がスムーズに循環し、それによって経済効果が大きく発展しやすい。ただ、個人間での能力の差や勤勉さで、大きく格差が広がることにもなる。実力次第で、労働から得られる分配金が多くなり、その程度で人生の質が大きく変化するのだから、将来へ向けての多くのリターンを得るために、仕事に有利になる資格を取る勉強をしたり、受験勉強に励むのも当然といえば当然だ。
慣れない分野の話題となると、中途半端な知識で情報発信するわけにもいかないので、Google先生の力で曖昧な知識を補って書くことになるので、3段落構成の長い話になってしまった。では、ここからは、昨晩を共にした「コアラマットレス」と自分の身体の相性を書き記していく。人間の3大欲求の1つである「睡眠欲」。会社に所属して得たお金というのは、「次の日に疲れを残さないように健康でいてね」という意味で口座に振り込まれるとも考えられている。だから、高い給料を得られた分だけ、良質な食事をし、安全に眠りに就けるわけだ。そして、「性欲」は、「食欲」を満たして「睡眠欲」を満たした後でも前でも良いのだが、そのベッドの上で繁殖行為をすることとも言えるであろう。だから、これら3つの欲求を高い次元で満たすために、様々な書籍やアイテムが巷に溢れている。
イエール大学では、「死は敵か味方か」という死の正体を暴くようなことを学習する、23年間連続で人気の講座もあるようだ。哲学的な観点で、潜在意識をクリーニングする成功法則や、はたまた宗教的なスピリチャルな座学では、短期間のうちに、ぐっすりと眠って心と身体を休める方法を発見することは難しい。「死」に関して、腰を据えてじっくりと考えることは、とても重要だと思うが、私が抱えている病的な睡眠障害に関しては、短期的なスパンで解決の方向へは向かう術を導き出さなければならない。そうなるとやはり、薬を変えることも生活習慣を変えることも大切だが、睡眠の質の改善を早期に解決する方法を考えると、いくら万年金欠状態の私であろうとも、「アレ」を購入する以外の選択肢は残らなかった。
かつて、「ユニクロ」というだけで嫌悪感を示していた私は、今もその後遺症がも遺っているようで、昨日もリサイクルショップで良さげなスウェットを見つけたのだが、そのブランドのタグを見て一瞬で購買意欲が失せた。一円単位で出費を考えているというのに、衣服のコーナーに足を運んでしまうので、やはり「ボンボン」だった自分の行動は、資本主義社会のプールで泳がされている「買えよ!鯛焼き君」なのだろう。しかも、前日にメルカリで帽子をポチったというのに、なんともカッコイイ「ブリヂストン」のキャップの誘惑には勝てなかった。最近顔出ししていないYouTubeも、いつか再び帽子をかぶっての顔出し解説講義を撮影アップロードの予定なので、必要経費として目を瞑ろう。
現在でも、勢いを止めることなく日本中で猛威を奮っている「新型コロナウィルス」。私は、そのウィルスを契機に会社を辞めた。この選択の結果と感想については、改めて書くと、この記事の文字数も伸びてしまうし、それが自分にとって「良し」だとしても、日本全体の今の状況では、両手を上にして喜ぶべき話ではない。ただ、ブラック企業のパワハラから、取り返しがつかないことになる前に脱出できたことは事実である。また、こうやってジャズを聴きながら文章を組み立てられる「自由」を手に入れることができている事実もある。心に大きな傷を残し、それをこれから一生引きずらねばならない苦い悪夢から覚めたわけだが、そんな過去が、今後の充実した未来の邪魔にならない程度の心の負担になるよう、「今の時間」を大切にしたいと思っている。
それでは、昨日、やっと念願かなって家に届いた「コアラマットレス 」との初夜についての話をしよう。しかしながら、この記事の前半の「世界史」のくだりで、かなり文章作成のパワーを消耗してしまったので、結論だけ書いておく。「商品の良さは、まだよく分かりません」これが今の感想。ただ、夜中12時に寝落ちして、夜中の3時に目が覚めてしまったというのに、一切疲れが残っていない。こうやって明瞭な意識と共に、世界史の話を織り交ぜながら文章を書けている。今まで使っていた7年選手の敷布団では得られないスッキリ感。入眠も早くて、しっかりとした熟睡感を与えてくれるマットレス。初夜は、短い肌の触れ合い程度になってしまったが、これからの付き合いがどうなるのかは、とても楽しみである。
「マコなり社長」からブームが始まり、「リベ大両学長」も愛用し始めた「コアラマットレス 」。そして、少なくとも私の睡眠投資によって、一頭のコアラを救ったことで、幸せホルモン「オキシトシン」とともに、今日の眠りを平和に待とう。