思考力

断髪して角度を変える

床屋の予約の電話がつながらず、いつものようにブログを書いていたら、床屋から折り返しの着信があり、そのまま予約した。千葉に来て、早5年以上経った中で、唯一の私の千葉生活の経緯を知っている店主なだけに、やはり髪を切りに行くというのは、私にとっては何よりの楽しみであり、高校生の時に恋をしていた美容師のお姉さんよりも会うのが楽しみな存在でもある。予約がいっぱいで、2時間以上先の予約になってしまったのだが、そのまま予約をして記事を書き続けた。

もちろん、2時間以上記事を書き続けることもないので、洗濯物を片付けたり、カーテンを取り外して水洗いしたり、毛布の乾燥などをしていた。まるで、クリーニング屋のバイトのオッチャンだ。もちろん、我が部屋には、ドラム洗濯機が一台だけなので、大物はネットに入れて小分けにして水洗いをするので、何往復かするわけで、その間にも何かをしていれば、どんどん仕事が捗る。最近の精神的不調で、動画のアップロードが、かろうじて1動画しかできていなかったのだが、何らかの予約を入れていて、制限時間があり、尚且つ流れ作業のような仕事が併行していると、動画のアップロードも、どんどん要領を得て加速度を増し、一気に6本の動画をYouTubeに上げることができた。少し怖いくらいの流れだった。

床屋でも、店主と大いに話が盛り上がり、やはり世間話をできる関係というのは、とても貴重であり、それでいて地元のお得な情報なども同時に聞ければ、今日の流れ作業のような大きな収穫だって得られる。乾ききらなかった毛布をコインランドリーに入れて、ツーコインでは乾ききらなかったことを悔やみつつ、スーパーで買い物をして、百均やホームセンターを物色することもできた。ひとつのショッピングモールに、いろんなお店があるので、こちらも手際良く買い物をすることができる。今日は、とても生産的な1日となったので、仕上げに、明日の分のブログまで仕上げてしまおうと思い、夜もふけってきた時間ながら、Macのキーボードを弾いている。

明日は、新しいカーテンを買いに行くことにした。部屋の雰囲気に不釣り合いなカラーのカーテンだったので、風水を気にしていた頃から、なんとなく気になっていたので、この際、新しいものへと変更することとした。最近は、腰の痛みを感じつつも、掃除も捗っているし、観葉植物のケアもできている。そして、そろそろ風水の運気も整えていきたいと考え始めている。今日、空気だけでもという気持ちで、窓を全開に開けて換気したことは、大正解だった。身の回りを整理整頓することや、停滞した空気を外に吐き出すということは、1日を浄化するのにとても効果的だったというわけだ。

昔は、身体を装飾品で固めることばかりを考えていた。ブランド物の服や、アクセサリー。趣味のアイテムであっても、一流メーカーでなければ気に入らなかった。しかしながら、こうやって身の程を知るというか、本当の物の真価や、使う道具の価値という尺度を、日頃から意識していくことで、何が本当に大切なのかということが、最近では、とても鮮明に見えてくることが多くなってきた。昔の自分が、カーテンを変えることに頭を使ったり、観葉植物の配置に気を遣ったりなんていうことは、全く考えていなかった。これが、歳を重ねるということなのか、時代の尺度にマッチしてきたというのかはわからないのだけれど、ほぼほぼいい方向へ進んでいることは間違いないと思っている。

今、iPhoneが鳴って、Gmailからの着信だった。電気料金の引き落としのメール。それほど電気はかかっていなかったのだけれども、固定費というのは、一円単位で考えなければならないと思っているのだから、この冬にエアコンをいかにして効果的に使えるかも考えている。窓に断熱材も貼っているし、今日はエアコン内部の簡単な清掃もした。明日は、断熱効果の高いカーテンを買えば、それこそ今日という日は、とてもコスパの良い日となる。ただ、変な着信はごめんだから、アップルウォッチとメールのリンクは外した。時計がブルブル震えるたびに、意識がそちらへ向いてしまうのは、やはり不快なことだ。科学的に証明されていることだが、スマホが目に入る位置で作業をしていると、作業効率が大きく下がり、一度それた集中力というのは、戻るのに、30分程度だったかかかるということも知っている。それならば、知は力なりということで、具体的に動けることは、積極的に改善していった方がいい。

ただ、私の場合、精神的な浮き沈みに関してだけは、全く予想がつかない。今日の好調が明日まで継続する可能性が高いのか低いのか予測もつかないし、袋に一包化されている10錠以上の薬が、私の心身を確実に校長へと導いてくれるとも分からない。そして、好調が続けば、知らぬ間に躁転していることだってあるのだから、ほとほと気が抜けない厄介な障害でもある。ただ、このような波の中で生活していても、心が温まることだってあるし、1日を終えてから、自分のやらなければならないと燻っていた物事が、効果的に処理できたという達成感だって得られる。それならば、気分の波と正面から向き合うのではなく、そんな波があるということを自覚しつつも、自分の人生の中には、確かに嬉しいことや楽しいことが尊愛しているということを心に留めておきたいところだ。

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