思考力

ポリス

あえて外出する前に、ブログをアップしてみよう。とりたてて、特別な結論を用意しているわけではないが、あと3週間程度書けば、1ヶ月ブログ更新記録達成だ。そういえば、旧サイトを閉鎖する前に、そのサイトのブログを"pages"に保存しておいた。そんな「秘蔵品」が、昨日ワンサカと発掘されたのだから、それらを小出しにしていけば、難なく「毎日Blog1ヶ月更新達成」となる。ただ、小手先の逃げ道を用意しても面白くないし、今は、なんだかんだ言っても、ブログ更新が生き甲斐になりつつある。歯みがきのような習慣ができればしめたものというが、ブログ更新と「デンタルフロス」は、ここ最近、身についた「健康的な良い習慣」。自粛期間中は、毎日、大人しくブログ更新をし、そのブログの読み上げを音声としてYouTubeにアップする、さらに自己満足の良い習慣を、もっとシッカリ身につけよう。こんな「私的な宣言」をしていても、もともと少ない読者の機嫌を損ねてしまいそうだ。では、タイトルの「ポリス」に紐付けつつ、話を具体的に組み立てていこう。

世は、緊急事態宣言の真っ只中。とはいえ、1回目の「それ」とは違い、とにかく緩い。それでいて、緊急事態宣言の要請は、各地に広がりつつあり、東海3県に飛び火している。飲食店に客足が遠のいているにも関わらず、3連休の首都圏の商店街や商業施設は、賑わっている。熟女好きにはたまらなく色っぽい声で、都知事が「ステイホーム」を呼びかけている。百合のように美しい方の発言だ。日本の総人口から弾き出される「真の熟女好き」の割合は、少ないのか、残念ながら、その百合のようなキュートなヒトの声に従う割合も少ないようだ。百合は「サウンド」を出さないので、とりあえずその美声は、国民に対して「ノイズ」にもなっていない。国民に対する政府の緊急事態要請は、均衡状態。ただ、ウィルスは容赦無く全世界を牛耳っている。相手が視えないので、誰を憎んだら良いのか、誰も分からなくなってきている。ニュースは、客観的データに基づいて考えることが大前提。すると、3連休に人出が多いのにも関わらず、飲食店の売上の落ち込みを考えると、感染拡大地域の人たちは、お弁当を持参して歩き回っていると解釈した方が良いのか。少なくとも、ひねくれ者の私は、そのように考えよう。

再び、タイトルの「ポリス」から、話が飛んでしまったようだが、前回の緊急事態宣言のときに話題になった「自粛警察」。これを考えてみる。政府の休業要請に応じない店舗や個人を、特定的に攻撃するような行為をする者たちというのが、大きな枠での定義のようだ。正義感が引き起こす行為とはいえ、行きすぎると迷惑極まりない存在と化す。私も、その標的にならぬよう、干しっぱなしのウェットスーツを家に入れた。車に積みっぱなしのサーフボード も家に入れないと、サーフィン帰りの車と解釈されて、窓ガラスを破壊されてしまうかもしれない。

水戸黄門のような「世直し」を続けたとしても、やはり現実的には、全てを改善するというのは厳しいのが、現代社会。下手な正義感をもって逆に攻撃されても面白くない。ステイホームを推進されている中で、誰かを攻撃するのではなく、自分の行動を冷静に考えるべきだ。こんな状況下で、自然災害が多発する日本で、予期せぬアクシデントに備えて準備をすることの方が、自意識過剰になっているより、よっぽど大切。もし、ドカンと災害が発生したときに、その発生した事故に正しく、冷静に対処できるか。避難所で避けられなくなる「密」を、どのように機敏に回避できるか。私は、昨年、自分の住む地域に、超大型台風が2回、記録的な豪雨が1回直撃し、車が水没してしまった。動くべきか否か。住んでいたマンションは、全くの無傷で、避難した中学校で、私の車が廃車となった。そんな時、動いたという積極的な行動をとれた自分を褒め称えよう。確かに、極端な強がりとはいえ、そんな積極的な行動を「自粛警察」の方たちも大目に見てくれるだろうから。自粛警察の方との「ソーシャルディスタンス」をとることが、今のところ最善の策と言えよう。

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